ドライブ

00270601-045003.jpgこの週末も先週に引継き「孫のお子守」で、土曜日は韮崎の大規模商業施設ラザーウォークに出かけてみたものの、私も孫もこれと言って目新しいものもなく、すぐに飽きてしまい、結局、前に遊んだ昭和町のイオンモールに行き、ゲームや食事やショッピングなどをして一日を過ごした。

その翌日の日曜日は、土曜日のように真夏日になりそうだったので、涼しいところでニ人して過ごそうと思い、北杜市のサントリーの蒸留所に遊ぶことにした。

サントリーでは、お決まりのガイドツアーに参加したが、新緑の森林浴は初夏を思わせるツァーになり楽しかった。私は、これまで、この施設には家族や友人や職場の仲間たちや、それに撮影会等で、数え切れないくらい来ているが、さすがに娘孫と、しかもニ人して訪れるとは夢にも思わなかった。

それで、どうせここまでやってきたのなら、いつものように、お隣の信州に足を伸ばすことにして、諏訪湖に向けてクルマを走らせた。

孫娘は4歳になるが、見るもの聞くもの好奇心の塊で、助手席でも、お喋りがとまらない。

とにかく元気で、快活で、クルマの助手席で喋りどうし喋り、歌も歌う始末である。途中、諏訪の大社に立ち寄り家内安全を祈願し、諏訪湖では遊覧船に乗り、帰りは岡谷から高速道路に乗り、諏訪湖パーキングエリアでは、神戸屋のパンや、横川駅の「峠の釜飯」や、小布施の落雁や「おやき」を買って、スタバで、お茶して帰宅してきた訳だが、小さな恋人とのドライブデートの「おしゃまな会話」には「一点の曇りもない未来が広がり、いつまでも続く夢や希望や想い」に満ち溢れた会話で、御伽の国にいるかのようで楽しかった。

子供は飽きることを知らない。その想いに大人はとても勝てない。私たち人間が、既にこんな子供の頃から、多くの労苦を背負う定めにあることが、純粋無垢な子供の言葉からも読み取れて、人間の性を垣間見る想いであった。

子供は、私達が有限にあることを知らない。未来は限りなく永久に続くものと思っている。

それに、願えば、どんな人とでも何時で会えると思っている。「出会いと別れの本当の意味」も知る由もない。こんな子供に限らず「私たちの想い」とはこんなものかと、改めて感じさせられる会話が続き勉強になった。

そんな訳で、ちよっと風変りな旅であったが、私としては娘孫との何気ない会話の中に、自分の心の奥底に潜む「想い」の意味を、改めて知る旅となり、すべてに感謝したいと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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