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「40代の女子には不倫しかないんですよ」と、美人で医師タレントの西川史子先生の発言が、物議を醸し出している。

まあ、西川先生と言えば、「理想の結婚相手は所得4千万」とか言う高飛車な発言が思い起こされるが、元葛飾区議会議員で福祉関係の役員との結婚も4年で破局し、その後は豪邸で愛犬と優雅に暮らしていると言うが、最近は急性腸炎で入退院を繰り返し、激やせぶりが話題になっている。

まあ、歯に絹着せぬ毒舌とも思える発言は、幾分リップサービスもあると思うが、先生が離婚の危機に直面した時に心理学やカウンセリングの本を20冊以上も読み漁ったそうだが、理屈や理性で男と女の関係を紐解こうとしたところに無理があるように思う。

まあ、西川先生は頭も良く優等生だから、どうしても知識や知恵が先立ち邪魔をして教科書や世間の基準で、物事を観てしまうのではないかと思うが、人間はもっと狡猾でデタラメで泥臭い生き物で、誰もが野獣のような一面を持っていることを忘れてはならないと思う。

さらに、よく考えれば、日々日常の生活も、案外そんな裏の感覚や感情が原動力になって行動しているわけで、よくも悪くも沸き上がる感情を素直に受け留め結論を急がずに、その場を過ぎ越していくいい加減なところもないと世間は渡っていけない。

そんなことから、私達の日々日常を垣間見るに、日々日常は知識や経験則による文化や文明の中で営まれている訳だが、その一方で、私たちは自分自身の感覚や感性や感情に生きているわけで、これを無視すると、後でとんでもないことになる。

特に、食と性に関することは理屈や理論が通らないことが多く、理性より感性によるところが大きく、動物的な感覚や感性を信じた方がいいように思う。

つまり、栄養学などに凝って食事しても美味しくないし満たされないし、医学情報なども限られた臨床データの分析結果であり、そんなものはあくまでも参考程度にしないと却って身体を壊すような気がする。まあ敢えて言えば、食べたいものを偏らずに「腹八分目医者知らず」とか「腹も身の内」と言った程度に食するのがいいように思うが、このことは人間関係にも通じることで、家族や親しい間柄でも、また、単なる知り合いに対しても、それなりの感覚や感性から、つかず離れず適当な距離感を保つことが必要である。

そこで、話しを元に戻すが、不倫は多くの代償を伴うからうまくないが、それでも偽らざる気持ちがあるから、そんな関係になる訳で、あくまでもケースバイケース、今のパートナーや相手次第でもあり、ときには良い結果になるかもしれない。

しかし、一般的に、男女の関係はグループで付き合うとか、話題を限定するとかして、深刻な関係にならないように「腹八分」に収めておく方が無難である。

くどいようだが、結論を言えば「食と性」に関しては、極めてプライベートな生理的な問題なので、世間の常識や基準は全く当てはまらないと考えた方がよく、自分の趣味嗜好や感覚や感性を知ることが大切だと思う。

まあ、今やLGBTが市民権を得る時代である。女装やコスプレが趣味で週末はコスプレパーティーに入り浸りとか言う人も珍しくもなく、そんなことからすると、有名女優の下着を頭に被って喜んでいる横浜の先生なんかは見っともないが普通である。

時に、混雑した電車などに乗ると何処か甘い匂いがすることがあるが、こと香水やオーデコロンなどの原料は、麝香やムスクなど、考えてみればかなりセクシュアルな原料が使われている訳で、人間はかなりやばい側面を持っていることが分かる。そんなことから、混雑した車内ではそばの女性の匂いを嗅いでも痴漢になると言うから、混んだ電車に乗る時は、なるべく若い女性から離れて、おっさんのそばに乗るのがいいと思うが、これも誤解されると怖いものがある。

そんな訳で、西川先生の発言は、高学歴で独り身の女性にとってはかなり重い発言である。でも見方を変えれば、それほど男と女の関係は、多面的で重層的で複雑怪奇で面白くもある訳で、一筋縄でいかないところに人生の機微がある。

そして、さらに言えば、男女がお互いに結ばれることによって、私たちはお互いに何を求め何を得ようとしているのか、自分なりに考えてみるのも面白いと思う。

そんなことから、私は子供の頃から、勉強ばかりでなく、絵や習字や音楽やダンスやスポーツなどの習い事を通して、自分の心を読み解く感覚や感性を養うといいと思う。

しかし、それにしても、人間は大人になると、子供の頃の気持ちをすっかり忘れて、酒やタバコやギャンブルや女といったイージーなものにハマり、日頃の想いやストレスを発散するようになってしまう訳で、そんな悪しき生活習慣に陥らないためにも、多少手間とお金がかかっても自分に投資して見識を広げ、一心に没頭して自分を取り戻すことができるものも手にすべきだと思う。

いずれにしても、おじさまは若い女性が大好きだし、おばさまは若い男の子が可愛くて仕方ない訳で、その本質と本性は、野獣と変わることがないと同時に、誰もが1人では生きられないほど深く傷ついている事は確かである。

そんな人間の根源的な欲求を素直に受け止め、西川先生も気弱にならずに、新たな出会いを信じて、愛と正義と勇気を持って、頑張っていただきたいと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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