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ご案内のように、賽の河原とは、死んだ子供が行く冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原のことで、ここでは、子供は父母の供養のために小石を積み上げ塔を作ろうとするが、絶えず鬼が出て来てくずされてしまう。そんな鬼の蛮行に泣き噦る子供の元に地蔵菩薩が現れ子供は救われるというストーリーだが、何とも哀れな話である。

そんな賽の河原を想像させる青森県の恐山は、日本3大霊場の1つだが、霊場には曹洞宗のお寺「恐山菩提寺」がある。さらに、温泉も湧いているので、社務所でタオルを買えば入浴することもできる。

霊場には、親達が亡くなった子供たちの代わりに小石を積み上げているのか、あちこちに小石が積み上げられているが、お供物に群がるカラスの鳴き声が響き渡り、何とも言えない殺伐とした場所である。

さらに、恐山は霊の口寄せをする巫女(みこ)「イタコ」でも有名で、生まれながらに幼くして盲目や半盲目になってしまった女の子が生活の糧のために師匠のイタコへ弟子入りし、苦しい修行を経て特殊な能力を身につけ「イタコ」になると言うが、霊媒を行う女性を介してまでも、死者への想いが断ち切れない人間の想いとは摩訶不思議なものと言える。

まあ、普通であれば、葬式や法要と言ったごくありふれた社会システムの中で心の整理をつけると言うか、つくものだが、余りにも大きな災難や天災に出会うと、精神的なダメージが大き過ぎて放心状態になってしまい、現実を現実として受け留められないのではないかと思う。

しかし、私達もここまでとは言わないが、日々日常において心の整理がつかないことも多々あり、既存の社会システムでは心の均衡を保てないこともある。

毎朝神棚や仏壇に供することから始まり、神社や仏閣を詣でたり、教会に通ったり、ときにはカウンセリングやセラピーにお世話になったり、酔いどれ親父になりたいこともある。

まあ、嬉しいにつけ悲しいにつけ、歌を歌ったり音楽を聴いたり、本を読んだり映画やテレビを観たりスポーツをしたり、日記を書いたり詩や俳句を詠んだり、親しい友人や家族と会話や飲み食いをしたりして、何とか心身の均衡を保っているのではないだろうか。

そんな中、既存の社会システムや趣味程度では、何としても気持ちが収まらないこともあり、そんなところから道楽が始まるような気がする。

まあ、道楽に健全も不健全もなく、みんな同じようなものだが、一般的な手っ取り早いストレス解消法として「飲む打つ買う」に始まり、合法ドラックや怪しげなサービスなどがあることもご案内の通りである。

まあ、その手のものは、多くは飲み食いや風俗などに集約されるが、またまた週刊文春の記事によると、林芳正文部大臣は恵比寿のキャバクラヨガに公用車を使って通っていたらしく、意外な一面があるものである。

恵比寿と言えば、私は馬込の孫の家に近いので、時折お茶したり、ガーデンプレイスにも行ったりするが、その近くにこんな憩いの場所があったとは知らなかった。

個室できれいな若い女性がヨガを指導してくれ、外で一緒に食事もしてくれるらしく、お金持ちの男性には堪らないサービスらしい。つくづくいろんな商売があるものだと感心する。

まあ、恐山のイタコとはかなり事情が異なるが、ストレスによってダメージをうけた心や身体のバランスを保つ手段と言えば、言えないこともない。

そんな風に考えると、林芳正文相のキャバクラヨガの事例を始めとして、ハッピーメール交際の米山隆一元新潟県知事や育休不倫の宮崎謙介元衆議や顧問弁護士不倫疑惑の山尾志桜里衆議や手つなぎ不倫の今井絵理子参議などの事例も分からなくもない。しかし、その一方で、財務省の福田淳一事務次官や長野の善光寺の小松玄澄貫主(大津の天台宗務庁によって昨年度末に解任)のように、権力や地位を利用してセクハラするのは、ナンパとみてもちょっとセンスがなさ過ぎる。

しかし、まあ、今日のような複雑な社会になれば、既存の社会システムではどうにもならないこともあり、すべてにお手本とはいかないように思う。

そんなことから、全人格的に公正が求められる政治家や宗教家や教師や公務員などは、かなりのストレスを抱え込むものと思うが、そんなことから酒に飲まれる人も多いと思うが、教師の性犯罪が一般人の15倍と言うのも、あってはならないが、未熟な学生との子弟関係から容易に想像がつく。

いずれにしても、キャバクラヨガやハッピーメールによらなければ、自分の想いが収まらずにバランスが保てない人がいたことは確かであり事実である。さまざまな情報が氾濫する中、他人ごとなどと高を括っていると、いつ同じようなことにならぬとも限らない。

それにしても、春の都会は思わず振り返って見たくなるような女性が多くて楽しい。つい手持ちのカメラで捉えてみたいと衝動に駆られるが「触らぬ神に祟りなし」である。この歳をして盗撮などと言われてはたまらない。

そんな訳で、ストリートフォトは個人が特定されなければ許されると言うから、そんなことも考えあわせて、この連休は自分の想いをフレームに、楽しんでみようと思う次第である。

jpkanamori について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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