とにかく最近は情報が多すぎて、何が自分にとって有益なのか見極めることが難しい。パソコンで言えばフリーズ状態になってしまい、一度にたくさんの情報に触れると、ある種の思考停止状態に陥ってしまう。
情報の中には嘘やまやかしもあるし、マインドコントロールや洗脳を意図するものもあって、選別にはかなりの時間と労力を要する。
しかし、それより恐ろしいのは真面に向き合うことが面倒になって、最初から考なくなってしまうことで、「あの人が言っているから」とか「皆んながそうだから」とか言って、手間を惜しんで何も考えずに鵜呑みにしてしまうことである。
そんなことから、最近はバラエティー番組やスポーツ番組など「深く考えないで済む番組」が大盛況で、思考停止が当たり前の社会になりつつあるが、さらに、悪いことに、報道や情報番組の中には意図的に情報操作や印象操作を企てるものもあり、まあ、嘘とマヤカシで塗り固められた社会だと思っていた方が無難である。
そんなことから、世間一般に流布する情報には懐疑的にならざるを得ないが、だからと言って、完全に情報を遮断してしまっては、変化と多様性に対処できなくなってしまう。
なぜなら、最新の情報の中には、健康面や生活面だけでなく、ビジネスや家計、思想や哲学や宗教、モラルや心理など精神的な分野でも有益な情報が少なくなく、上手に活用していかないと、変化と多様性に適応できずに、時代に取り残されてしまうからである。
だから、少なくともどんな些細なことでも疑問を持つことが大切で、思い込みや固執や執着から離れ、常に考える習慣を身につける必要がある。
そんな中、女性の半数が50歳を超える超高齢社会を迎え、女性はとにかく自分の美や健康に目敏く、男性に比べて小綺麗な人が多いように思う。持ち前の金銭感覚と共に、改めて彼女らの美や健康に関する情報への関心や選別能力の高さには驚かされる。
いずれにせよ、益々巧妙化するIT詐欺や邪悪な勢力の口車に乗せられないためにも、積極的に情報通の女性や若者と交わり、情報処理能力の向上に努めていきたいと思うが、若者や女性に薄汚い臭いなどと敬遠されないよう、少なくとも身なり服装に気をつけ小綺麗にしていきたいと思う。
