マンネリ

ご案内のように、 インド独立の父マハトマ·ガンジーの碑文にある『七つの社会的罪』(Seven Social Sins)とは、
1 理念なき政治(Politics without Principles)
2 労働なき富(Wealth without Work)
3 良心なき快楽(Pleasure without Conscience)
4 人格なき学識(Knowledge without Character)
5 道徳なき商業(Commerce wihtout Morality)
6 人間性なき科学(Science without Humanity)
7 献身なき信仰(Worship without Sacrifice)
を言うが、この魂の箴言は、正に「人類への普遍的な問いかけ」である

しかし、人間は社会的な生き物だから、どうしても、このような罪を背負ってしまう訳で、私的には、この言葉を指針に、過ちや失敗を繰り返しながらも、学ぶ姿勢を失わなければいいと思う。

そんなことから、今年は孫の世話役も一段落したので、夏の公開講座の様子を聞きに、先日、早稲田大学に伺ったが、 社会人講座も多数開講している大学だけあって、学習意欲を唆る雰囲気がある。

まあ、今や大学は、学問の追求や研究の場というより、 テーマパークやレジャーランドに近いような感じだが、それでも、しっかり研究成果を出そうと日夜研究や勉学に励んでいる学生や研究者が集まっている大学は、独特な雰囲気がある。

校内に入ると、何やら講義の内容を話しながら通り過ぎる学生の顔には、まだあどけなさが残っていて、知性や若者の想いが混在するその横顔には、青春の切なさやほろ苦さが漂い、つくづく若さは財産だと思った。

しかし、卒業して一年もすれば、その初々しさも煤(すす)けてしまう訳で、生涯を通して学び、惰性やマンネリを回避することの難しさを感じる。

ところで、今はインターネットの普及やいろんな大学や研究機関でセミナーを開設しているので、やる気になれば、かなりのことが学べる。私は今、新しいコンピュータ言語を学んでいるが実に楽しい。ただ多少お金が掛かるので心苦しいが、それでも気持ちよく学ばしてくれるのでありがたいと思う。

ところで、話は全く変わるが、東京都は6月27日、従業員のいる飲食店を原則として禁煙とする独自の「受動喫煙防止条例案」を議会で可決した。条例は段階的に施行し、東京オリンピックがある2020年春には全面的に施行する方針だという。違反すると5万円の罰金が課せられるらしいが、一日目一杯働かされる雇用環境にあって、食事時ぐらいは、タバコを吸ってホッとする時間や場所があってもいいように思うが、何処か庶民感覚を知らない連中によって策定された条例のような気がする。

もちろん、身体には悪いと思うが、昔は会議室に煙の帯が棚引くほどの部屋で会議していた訳で、これだけ喫煙が減ったからと言っても、特に肺がんが減った訳でもなく、外国と日本とでは雇用形態や職場環境がかなり違う訳だから、 グローバル化の流れから、一律に外国の真似をしなくてもいいように思う。

まあ、あまりこの種の規制を強化すると、返って麻薬や合法ハーブなどが横行する訳で、カナダのように大麻を解禁するなら別だが、でも、そんなことをして、東京の街がいつも屁をしたような匂いがする大麻の街になる方が嫌だと思うのだが…

まあ、とにかく、人間は地上の他の生物と同じように、いろんなものに依存性があり、それらに振り回され、本来の自分を見失ってしまう訳だが、私達は本来は天空の神々の遺伝子を持つ存在であるからして、誰もが常に満たされぬ想いと衝動に駆られ、つい地上のものに想いをつないでしまうのではないかと思う。

しかし、私達の想いは、本質的に地上のものでは充足される訳がなく、言葉や音楽などを通して、内なる自分にコミットして平行宇宙への扉を開くしか満たされることはないように思う。

そんなことから、私達は仕事ばかりしていては、私達の本質を逸脱した考えしか浮かばなくなる訳で、強いては地上のものに喜びや救いを求めてしまうことになるような気がする。

金で買える性愛に生きた紀州のドンファンやグルメやクルマやファッションに贅を尽くす都会のセレブ達の生き様を見る限り、地上のものに想いをつなぐのもどうかと思うが、健全な精神を維持するには、家族や身近な人達との親しい交わりが不可欠なことは確かで、それには日頃から文化芸術や娯楽やスポーツやレジャーを通して、皆で楽しめる生活環境やゆとりが必要であることは言うまでもない。

そんなことから、少なくともイスラム社会のように、一日一回でもいいから、一人ゆっくり考える時間が持てる「ゆとりある社会」にしていく必要があると思うが、今回の「働き方改革関連法案」が、酒やタバコに安らぎを求める庶民の気持ちに寄り添い、介護や子育てをゆとりを持って可能たらしめるものであってほしいと、心から願う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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