久々に池袋のサンシャイン水族館に、孫娘と行ってみたが、相変わらず人でごった返している上、建物自体も古く迷路のようで、いまいち池袋は好きになれない街である。
展望フロアもできた当時は感動したが、今では、この手の高層建築は、スカイツリー、東京都庁、六本木ヒルズ、カレッタ汐留、横浜ランドマークタワーなど、数え上げれば切りがないほどあって、特にこれと言った特徴もない。
それでも、孫娘は大はしゃぎで、道すがらの携帯電話の販売キャンペーンのくじ引きを係のお兄さんに特別に引かしてもらってご機嫌だった。
一方、アルパB1の噴水広場では、「アイドル歌手とのサイン握手会」が開かれていて、韓流風のヒップホップダンスと歌を聞くことができた。
ご案内のように、握手券なるものを持参して、好きなアイドル歌手と握手してサインをもらい、スマホのツーショット写真に収まる企画らしく、ダンスはともかく全く意味不明の歌には、世代のズレを感じた。
まあ、これだけ社会が豊かになり、生活全般に亘って様々なサービスが提供されている訳だから、男も女も別に結婚に拘ることもない。まあ、見方を変えれば、形骸化した婚姻制度に縛られるより、今の若者の方が、生活全般に亘って、利口な選択をしているように思う。
いずれにせよ、人生は何歳になっても挑戦である。人様に迷惑を掛けなければ、自分の思い通りに生きていけばいい訳で、杓子定規に生きることはない。また、生きられないと思う。
そんな訳で、「好きこそ物の上手なれ 」、気の済むまで歌って踊って、人生を謳歌したもの勝ちである。改めて、私達の本質は「遊び」にあり、遊びの延長線上に仕事があり人生があると思う次第である。