日曜日の午後は何となく気が塞ぐ。別に勤めている訳でもないのに、憂鬱な気分になるのは、多分我慢と忍耐のサラリーマン生活が長かったからで、未だにそんなリズムから抜け出せない自分が哀れで苦笑してしまう。
まあ、そんな時は音楽を聞いたり、ストレッチをしたり、風呂に入ったりして、気分転換するしかないが、最近はAmazon Echo やGoogle アシスタントやAppleのSiriに呼び掛けても、かなり面白い返事が戻ってくるらしく、時代はついに仮想現実の世界に突入した感じがする。
まあ、私の妻の母が晩年認知症を患い、その時母のお相手をしてくれたお喋りロボットが、今でも仏壇の脇に鎮座しているが、今のものはその当時のものとは比べ物にならぬほど完成度が高く、この年末には大々的にいろんなVRツールが売り出されるようである。
私的には、可愛い娘が洒落た会話で応えてくれたら、鼻の下が伸びぱなしになって、引っ込まなくなるような気がするが、いつ家族に見捨てられてもいいように、今後の開発に期待したいところである。
そんな訳で、今年もいつの間にか12月になってしまい、何かと気忙しい。やり残したこともあると思うので、師走の賑わいに惑わされずに、ゆっくり落ち着いて身辺整理をし、今年最後のクリスマスイベントに向け、引き受けた仕事をしっかり熟して責任を全うしたいと思う。