生霊

「気合い」と言えば、直ぐにレスリングの浜口親子を思い出すが、大相撲や野球やサッカーなども、応援があるとないとでは雲泥の差で、気合いやファンの声援(気)には、否定し難いパワーがある。

また、大きな集会やイベントなどでも、場の雰囲気に呑み込まれないように「人」と言う字を手の平に3回書き、それを呑み込み、緊張や不安を和らげる「お呪い」があるが、その効果はいざ知らず、人が寄り集まるところには、何か目に見えぬ波動やパワーが存在することは確かである。

つまり、人は常に何か目に見えぬパワー(気や念力や波動)を発しており、政治家や芸能人や芸術家の中には、独特の魅力やオーラがありカリスマ性がある人もいる。

また、森や川や草木や動物、それに死者には精霊(せいれい)が宿り、食べ物や衣服や持ち物や住まいにも、それなりの霊が宿っており、さらに風水なども関係するから、気力や霊力には侮れないものを感じる。

また、人によっては、出会った瞬間に目の前がパッと明るくなり、憂鬱な気分や冴えない気持ちが一挙に吹っ飛んでしまうような人もいる一方、虫酸が走り身の毛がよだつような嫌な雰囲気の人もいる訳で、夫婦仲もパートナーの食べ残しを食べられるか否かが、離婚調停開始の基準になっているらしい。つまり、場の雰囲気を創り出す気や波動には、それなりに特別なメッセージが込められているらしい。さらに、言葉は言霊と言われることからも、不用意に使うと、失言では済まされない事態になることは、ご案内のとおりである。

ところで、今では一番身近な五反田駅に程近い泉岳寺には、創価学会や立正佼成会と並ぶ宗教組織「幸福の科学」の総本山があるが、そのトップである大川隆法総裁は瀬戸内寂聴や金正恩やトランプさんなどの多くの著名人を霊視しており、死者の霊言なるものも興味深いものがある。

そこで、ミイラ取りがミイラにならない程度に、スピリチュアルについて調べてみたが、一般的に、私達は祖先の守護霊に護られており、人によっては動物霊や「異常な執着」によって生み出される生霊(いきりょう)などが取り憑いており、特に生きている人が自分の霊を分離して飛ばす生霊に取り憑かれると始末に悪いらしい。

つまり、自己中心的で目的のために手段は選ばないマキャベリストや、 他者の気持ちに寄り添えず人の不幸の上に自分の幸福を平気で築けるサイコパスなどによるストーカー紛いの執着心には、生霊を飛ばす強力なパワーがあるらしく、飛ばす方も自分の霊力の一部を剥ぎ取って相手に飛ばす訳だから、気力や精力が失われる一方、生霊を飛ばされた方は、負のエネルギーを受け、物事が上手くいかなくなったり健康を害したりするらしく、読んでいる内に具合が悪くなった。

なぜなら、私は人に好意を抱いたり、気に障ることが結構あるからで、そんな想いや感情が生霊となって飛んでいったり、飛ばされてきては、気力や胆力が幾らあっても足らず、とても気楽に人とは交われないからである。

それに、芸能人や政治家や宗教家や医者や教師などは、人間を相手にする仕事だから、まともに毎日、生霊に晒されていることになる訳で、幾ら彼等が身体が強健であっても保たないような気がする。

そんなことから、霊能者やスピリチュアリストの中には、取り憑いた生霊を除霊したりお祓いしたりすることを勧めている人もいるが、普通の人ならそんな必要はないと思う。

しかし、気の合わぬ職場の上司の視線が気になり、首が回らなくなったなどと言う話はよく聞く話しで、兎にも角にも、人生の悩みの大半は「人間関係」にあることは確かである。

そんなことから、親子や兄弟や夫婦と言えども、持ち得る能力や気力や性格が違うから、お互いに相手を自分の尺度で計らず尊重し合って、「支配や依存」にならぬように気をつけ、適当な距離を保つことが、如何なる関係においても良好な関係を維持する秘訣に思え、愛憎に膨れ上がった生霊を飛ばしたり飛ばされたりすることを回避することにも繋がるような気がする。

まあ、自分の経験からしてみても、確かに窓口業務などで一日幾人もの人に接すると、内部業務より遥かに疲れの度合が違うから、やはり程よい距離感は大切だと思う。

また「目は口ほどにものを言う」とか言われ、幾ら隠しても気持ちは表情に表れるから、私的には、生霊に成らぬ距離感を持って、色気も食い気も隠さず深追いせずに、スマートに豊かに発散して、晩節を実りあるものにしていきたいと思う。

ところで、そんな視座から最近の世相に目を転じると、世界はどうも激動の時を迎えているようで、あいも変わらず韓国の文政権は反日感情丸出しの生霊を送ってくる。特に最近は、文政権による朝鮮半島統一の動きは高まるばかりだが、ここで下手に韓国側の提案に妥協すると、統一後に、それを逆手にとんでもない裏切り行為を喰らうことになり兼ねないから、平和憲法維持などと現実離れした理想に振り回されずに、現状を分析し適切な対策をする必要があるように思う。

まあ、少なくとも排他的であれ経済水域を侵されたら、拿捕して調べるくらいの強権を発動しないと独立国家としての威厳もなくなる一方、レーダー照射事件に絡む日本のジャーナリズムの的外れの報道には、何か背後に良からぬ勢力の思惑が伺え、事実を事実として詳らかする勇気ある報道を、ジャーナリズムは心掛けてほしいと思う。

そんな想いに、これからは、霊力や念力の視点からも、人に反感を買わぬように注意し、折りに触れ神社仏閣を参拝して、生霊や悪霊から難を逃れ、晩節をより実りあるものにしていこうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
カテゴリー: 未分類 パーマリンク