春に想う

北朝鮮の工作船

北朝鮮の工作船

ご案内のように、今日の韓国は朝鮮半島の共産化を阻止するため、米国が米兵4万人を犠牲に創り上げた自由主義国家であって、朝鮮民族の意志と総意に基づいて建国された国ではない。

つまり、思想信念なき国家であり、当初から国としての核が欠落している。そんなことが今日の混乱と迷走を招いているものと思われるが、民族の統一を願うにしても、イデオロギーなき国家の末路は厳しく悲惨なことになるような気がする。

まあ、民族の統一が実現すれば、当の韓国は日本を凌ぐ極東アジアの大国になると言う野望と妄想を抱いているようだが、今日の繁栄は日本と米国の傘の下にあったからで、米軍が半島から撤退すれば、韓国は北朝鮮の独裁政権下に統合されるだけの話で、イデオロギーなき韓国の文政権がイニシアチブをとれるわけもなく、統一後の韓国市民の生活がどんなものになるか見物だが、北朝鮮の状況をみる限り恐ろしいことになると思う。

しかし、何事にも言えることだが、他人にしてもらったり、与えられたものは、自分で勝ち得たものではないから、どこまで行っても借り物で、自分のものにはならない。やはり、自分で汗水流して手にしないと自分のものにはならない訳で、同様なことは、日本の民主主義についても言えることで、憲法などもアメリカのお仕着せでは、日本民族の価値観や宗教観や世界観を形にしたものと言えない。

まあ、最初は人の助けを借りても、いつかは自分の足で立たねばならない訳で、そんなことはちょっとした習い事やスポーツでもすれば分かりそうなものだが、今の日本の左翼と言われるエリート集団は完全に外国思想に被れ洗脳されてしまい、戦前の日本の文化や思想を平気で蔑ろにする発言を繰り返している。

まあ、卒なく仕事は熟せても、いざとなればオドオドして、お手本がないと何もできない連中ばかりで、理屈は捏ねても、失敗を恐れて何もしない「無作為の罪や不作為犯」に当たるようなことばかりしていてエリートぶっているところが悲しい。

まあ、戦後のアメリカの民主洗脳教育の成果でもあるが、彼らエリート達が日々口にするお米も、いろんな人達の協業によることを当事者意識を持って知るべしである。お金の力や社会制度やシステムによるものではないことを悟るべきである。

そんな想いに、やはり国民教育の大切さを改めて考えさせられる訳で、少なくとも、私達団塊の世代は親たちを通して戦前の思想や信念を知り得たことは、人間として幸運でありラッキーだったと思う。

それに引き換え、抽象的で焦点がボケ捲くった今日の教育思想や教育指針には呆れ果てる訳で、日本の精神文化を破壊し消滅してしまうものではないかと思う。

まあ、戦前の教育勅語は、天皇制国家思想を植え付けるものではあるが、しかし、結局人間は誰もがある種の権威と権力に繋ながれて生きる存在であるからして、絶対的権威に天皇を置こうが、イエス・キリストやマホメッドやお釈迦様を置こうが、法律に置こうが同じことで、人間の生き方を具体的に記述した教育勅語の方が、日々日常の生活を処していくには回りくどくなく、分かり易くていいと思う。

ところで、教育基本法には次のような前文が付されているが、こんな抽象的な焦点がボケた指針では具体性に乏しく、子供達には理解不能であり、国民教育に資するものか疑問である。

教育基本法前文: 参考

われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。
われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。
ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい教育の基本を確立するため、この法律を制定する。」

まあ、建前ばかりよくても「手術は成功したが患者は亡くなりました」的な代物で、辻褄合わせの無責任オジサンの為せる業としか思えない。

仮に、個人の自由と尊厳が守られ、真理と平和を希求する教育が為されているなら、親が我が子を虐待して殺めたり、小学生の自殺を止められない学校や家庭や地域であったり、またイジメやハラスメントが横行し、趣味嗜好による男女関係が正当化される社会になる訳がなく、そんな社会になってしまったのは、その責が教師にあるのか教育方針(行政)にあるのか、どちらかである。

しかし、そんなことより、個人の自由や尊厳も確かに大切だが、それより、私達は誰もが何らかの組織や集団の一員であるからして、日本国の絶対的な権威(権力でなく)により与えられた人間としての役割を共有し、責任を持って果たしていくことの方が大切であり、そうすることが、皆んなが安全に安心して暮らせる社会を維持することにつながっていくのではないかと思う。

まあ、自分のことだけを考えているから、誰とも程よい良好な関係性を結べずに、離職やニートや引きこもり、未婚や晩婚や離婚の末に少子高齢化に歯止めが掛からない訳で、今日の216万人にも及ぶ生活保護受給者の精神構造にも、少なからず今日的な教育理念が影響しているのではないかと思う。

ここに改めて、教育勅語を読み直してみると、人間教育の原点が伺える訳で、このままでは、日本の精神文化が失われてしまう想いに危機感を覚える。つくづく、日本の敗戦の痛手を痛感する次第である。

教育勅語: 参考

朕が思うに、我が御祖先の方々が国をお肇めになったことは極めて広遠であり、徳をお立てになったことは極めて深く厚くあらせられ、又、我が臣民はよく忠にはげみよく孝をつくし、国中のすべての者が皆心を一にして代々美風をつくりあげて来た。これは我が国柄の精髄であって、教育の基づくところもまた実にここにある。

 汝臣民は、父母に孝行をつくし、兄弟姉妹仲よくし、夫婦互に睦び合い、朋友互に信義を以って交わり、へりくだって気随気儘の振舞いをせず、人々に対して慈愛を及すようにし、学問を修め業務を習って知識才能を養い、善良有為の人物となり、進んで公共の利益を広め世のためになる仕事をおこし、常に皇室典範並びに憲法を始め諸々の法令を尊重遵守し、万一危急の大事が起ったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧げて皇室国家の為につくせ。かくして神勅のまにまに天地と共に窮りなき宝祚(あまつひつぎ)の御栄をたすけ奉れ。かようにすることは、ただに朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなおさず、汝らの祖先ののこした美風をはっきりあらわすことになる。

 ここに示した道は、実に我が御祖先のおのこしになった御訓であって、皇祖皇宗の子孫たる者及び臣民たる者が共々にしたがい守るべきところである。この道は古今を貫ぬいて永久に間違いがなく、又我が国はもとより外国でとり用いても正しい道である。朕は汝臣民と一緒にこの道を大切に守って、皆この道を体得実践することを切に望む。」

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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