人は想いに生きる。
女優の磯野貴理子が、24歳下の夫との離婚をレギュラー番組で告白し、夫からの「“自分の子供が欲しい”と言われた」ことが離婚の理由だそうだが、昔から「子は鎹(かすがい)」とか言われ、子供が夫婦仲を取り持つものだから、年の差婚の悲劇としか言いようがない。
まあ、それだけ、男女の仲は脆く(もろく)危ぶいものであり、愛そのものも普遍的なものと言うより、信じるしか手立てがないものかもしれない。
いずれにせよ、男は幾つになっても子供で未熟だから、極端な姉さん女房にはかなりのリスクがつきまとう。また、女性にしても結婚する限りは、早くに子供をもうけて早々に子供や孫たちに囲まれて楽しく暮らすのが自然の理に叶っている訳で、いくら男勝りに仕事して地位や財産を築いても、自然の摂理に反した人生には、寂しい晩年を迎えることになるような気がする。
また、人生は一寸先は闇だから、一途に何事も決め込まないで、いろいろな選択肢を残して世渡りしていくのが私的にはいいように思う。なぜなら、いずれは誰もがみな老いぼれて咄嗟の判断も儘ならなくなるからで、いつまでも周りの期待に応えられる訳もなく、人生はやはり身の丈、引き際が大切だと思うからである。
まあ、人生はすべて成り行き、なるようにしかならない。早く気持ちを入れ替えて頑張るしかない。貴理子さんも新たな生き甲斐を早く見つけて頑張ってほしいと思う。
ところで、昨夜は以前に知人のセラピストからいただいたギムニク触覚ボールで、先週の草刈りで痛みが残る背中と肩と腕をマッサージしたところ、今朝は至極調子がいい。多分ギムニクボールの突起が深部筋まで届いたのだろうが、やはりリラクゼーションの専門家から頂いたガジェットだけある。下手な投薬や貼り薬に勝る。早速アマゾンでちょっと大き目の触覚ボールを新調したが、肩こりや腰痛に悩まされている方は、是非試してみるといいと思う。
そんなことで、肩の痛みも生きている証拠である。「命あっての物種」そんな想いに、全てに感謝し、これからも身近な想いに応えられるよう、自分なりに精進して、実りある晩節にしていこうと思う次第である。