時代

総務省が8月31日に発表した7月の労働力調査によると、15歳から64歳の女性の「就業率」は、69.9%と前年同月比で2.1ポイント上昇し過去最高を更新、この6年間で303万人も増えており、70%を超える日も間近である。

時に、女性の就労と言えば、一昔前はスーパーのレジとか飲食店やお店のパートなどと言った短時間労働が多かったが、ここにきて急激な労働力不足から、雇用環境も非正規雇用から正規雇用へと大きく変わりつつある。

その一方、男性は終身雇用制が崩壊し、正規雇用から非正規雇用の職場や職種も増え、今日的には男性1人の稼ぎでは家族を養うことは難しい。

そんな雇用情勢を踏まえると、男性より女性の方が遥かに未来志向的な雇用環境に適応してきた経緯があり、これからの働き方には女性から学ぶべきものが多いように思う。

先日も、一宮の知り合いから桃を譲ってもらい、何もその日の内でなくても良かったが、それでも「もぎ立ての桃」を孫に食べさせてやりたくて、夜10時ごろになってしまったが、孫の家に行くと、お母さんがまだ仕事から帰宅していなかった。お父さんと孫たちと3人で食事をし、お風呂にも入ったようで、玄関のベルを鳴らしたら、濡れた髪をして勢いよく飛び出してきた。

私は翌日早くに用事があったので、桃を置き早々に引き上げたが、夜の11時過ぎに娘からお礼のLINEがあった。私たち団塊の世代ではとても考えられない状況だが、ママも大変だが、パパもご機嫌で一杯などと呑んだくれてはいられない。

本来男と女は自然と社会的に異なる役割を演じるようになると思うが、こと雇用環境においては、同等になりつつある訳で、そうなれば家庭における父親の役割も自然と変わってくる。

そんなことから、これまでも生活全般にわたって様々なことを並行処理してきた女性の方が、男性より一歩抜きんじて経験値が高い訳で、そんな視点にたてば、男性より女性の方が遥かに未来志向的で、生物的に完成度が高いものと思われる。

いずれにせよ、人生には様々なステージがあって、そのステージの課題を乗り越えながらも、人間の持つ悪しき忌むべき「妬み、嫉み、僻み」などと言った負の営みから離れ「清く正しく、優しさと慈悲」を兼ね備えた理想的な人格に成長していけるといいと思うが、人生はつくづく意味深いものだと思う。

まあ、目的も意味も見失った私としては、そんな微かな想いに希望を持って、新たな出会いを信じて頑張ろうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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