イベントが終わり皆んなと別れて、すっかり暗くなった街を歩いていくと、知り尽くした街並みなのに妙によそよそしく、時の流れに全てが塗り替えられていく現実に、底知れぬ喪失感に襲われた。
普段なら寂しく感じる街灯が妙に優しく月の光に思える。やはり地上のものはカエサルに、満たされぬ想いは天空に帰するものかも… 全てが幻想、想いは果てしなく尽きることがない。
そんな想いに、全てに感謝し、また明日から頑張ろうと思う。