凝り性

首凝りや肩凝りに悩む人は、脳の視床下部の血液が悪く、自律神経失調症や鬱病を発症する確率が高いと言われる。

そう言われてみれば、確かに首や肩の筋肉がこわばっていると、脳細胞への血管が圧迫され血流が悪くなるから、体調不良や精神活動の低下を招いてもおかしくない。

そんなことから、健全な精神と肉体を保持するためにも、何としても首凝りや肩凝りから解放された生活をする必要がある。

そこで、自分なりに考えてみたが、やはり運動やストレッチをして筋肉をほぐしてやるのが一番いいように思うが、さらに、腹式呼吸をして副交感神経を活性化し、全身に新鮮な酸素を送ってやることも大事ではないかと思う。

そんな中、私の同級生のお母さんは現在96歳になるが、週に1度カラオケをして楽しんでおり、いたって元気である。やはり、歌をうたうと腹式呼吸になるし、唾液も出るようになるし、歌詞も憶えるし、首筋の血流もよくなるので、自律神経を司る脳細胞に新鮮な酸素が送られ、結果的に不定愁訴や体調不良や鬱病になるようなことがなくなるのではないだろうか。

さらに、妻からその方の日常を聞いてみると、毎日が楽しくて仕方ないようで、その方は、お友達に何をしてもつまらないと悲観的なことばかり言っている人がいるらしいが、そんな愚痴を聞いた時は「楽しいことなんか探せばいっぱいあるじゃない」と言って上げると言っていたと言う。

確かに、その通りで、人生ほど工夫次第で面白可笑しく過ごせるものはない。「つまらない」とか「あっちが痛い、こっちが痛い」などと、不平や不満や愚痴や泣き言ばかり言っていると、精彩を欠き人もよって来なくなるし、精神的にも落ち込むばかりだから、早急にそんな意識は転換した方がいいと思う。

簡単に言えば、嫌なことや苦手なことはやらないことに尽きる。そんな単純なことさえ仕事をしていると気づかないもので、かえって真面目な人ほど、苦労するのではないかと思う。

まあ、人間は基本的にケチで欲が深く、一度手に入れたものはなかなか手放せないことから、要らぬことに気を遣い、ストレスを溜め込み首凝りや肩凝りに悩まされるのではないかと思う。そんなことから、私的には首凝りや肩凝りを解消するには、先ず第一に心のデトックスに取り組むといいと思う。

心のデトックスとは、どちらかと言えば、いろんな想いを捨て去るのではなく「手放す」と言った方が的を得ているような気がするが、平たく言えば、その場の楽しみを探して興じて生きることに尽きる。

私は50代前半に交通事故に会い首筋を痛めたので、スマホやパソコンを長く見ていると首や肩が痛くなる。長らく後遺症と諦めていたが、よくよく観察してみると、かなり精神的なストレスが首凝りや肩凝りの原因になっていることに気づいた。

そんなことから、私は最近は心のデトックスを心掛けているが、それも隠居して身辺整理を重ねるうちに気づいた次第で、全くお恥ずかしい限りである。

そんな訳で、最近は身も心も軽く、なるべく嫌なことは見聞きしないようにしているが、それにしても、中国武漢発の新型肺炎には恐れ入る。

特に、免疫が低下している高齢者を始め、糖尿病や腎臓病やがんなどで免疫が著しく低下している人は感染のリスクが驚異的に高まり特に注意を要すると言うので、このところ電車やバスや人混みは避け、買い物は専らアマゾンを頼りに生活している。

そんな訳で、今年は2月の下旬に横浜で開かれるCP +も予約は取ったものの、かなりの人混みになるので遠慮しようかと思う。人生臨機応変、常日頃から物事に拘らずに首凝りや肩凝りのない生活を心がけようと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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