時代


ご案内のように、WHOは昨日4日、中国を中心に感染が広がる新型肺炎は、現時点では「パンデミック(世界的な大流行)」ではなく、特定の地域で流行する「エピデミック」であるとして、さらなる感染の拡大に冷静な対応をとるように世界に呼びかけを行った。しかし、ここまでいろんな情報が世界に拡散してしまうと、中国人を中心にアジア人を敬遠する動きが世界で出始めているようで、私達日本人にとっては、とんだとばっちりである。

そんな中、WHOはデマやフェイクニュースなど、誤った情報から不安心理が煽られ人種差別的な言動が広がることを防ぐため、Googleと提携して対策を講じていくようであるが、改めて情報社会の恐ろしさを痛感する。

なぜなら、仮に嘘やデマでも尤もらしく情報を流せば、世界中がその方向に動くからで、日頃から通販ばかり利用している私のところにも、私の趣味嗜好を分析したプロモーションメールや表示が届くことからしても、Googleやアマゾンのデータ解析によるAIメールの優秀さを知ることができる。

つまり、私が購入したものをチェックして、無くなる頃を見計らって再購入を知らせたり、欲しがるものをチョイスしてプロモーションして来る訳で、まさに痛いところに手が届くサービスぶりである。

昨日も感染防止のマスクのプロモーションが届き、何と6,800円のマスクが存在することを知ったが、マスクだけでは防げないことや、まだマスクにスペアーがあるので、再入荷を待つことにしたが。便利な時代であることは確かである。

ところで、話しは全く変わるが、アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会の中間集計結果が初めて発表されたが、AP通信によると。集計率62%で中道派のブティジェッジ前サウスベンド市長がわずかな差で首位に立つ一方、同じく中道派で、全米の支持率でトップのバイデン前副大統領は4位と出遅れた模様である。さらに、首位に躍り出たブティジェッジ氏は38歳、ゲイを公表する候補者で、当選すれば史上最年少のゲイのアメリカ大統領が誕生することになる。

つまり、別の男性を夫にするアメリカの大統領が誕生する訳で、このような精神構造の人間が私達の将来を託す人間に値するのか、また理想の社会を建設していけるのか、甚だ疑問に思う。なぜなら、私的にはロシア売春婦とのスキャンダラスな遊びが報じられ非難されたトランプさんの方よっぽど健全(?)に思えるからである。

まあ、ブティジェッジ氏のような異色の(?)候補者が大統領候補として出馬できるアメリカは、性的に完全に解放された社会だと思われるが、そんな社会構造を深掘りしてみると、ファミリーを持ち子育てしようが、セフレやビジネスパートナーの関係に生きようが全く自由な社会であることは間違いなく、少なくとも性差や性別や性的な指向によって社会的に非難されたり差別されたりされない社会であることは確かである。

まあ、神仏の御前で共白髪まで愛しみ合うことを誓い合った二人が、その数年後には35%が離婚し、今や片親世帯やステップファミリーの存在も無視できない日本の状況を踏まえると、いま話題となっている夫婦別姓も含め、今日的な婚姻制度の終焉が予見される。

しかしながら、私的にはそんな個人の個性や性的な指向や自主自律を全面に押出し、極限まで突き進めた関係性に生きること自体が、果たして「ホモサピエンスの生涯としてどうなのか?」と言った単純な疑問が残る訳で、物言わぬワンちゃんなどの動物への「種を超えた想い」が確たるものとして存在する中、未だにペットロスから抜け出せない私としては、己の精神構造に一抹の不安を覚える。

そんなことから、未だに自分を写し出す鏡が見つからない私としては、少なくとも新型肺炎で犬死にしては、先人が歩んだ理想の愛への足跡さえ知らずあの世に行ってしまうことになるから、ここは何としても免疫力を高め犬死しないようにしなければならない。

そんな想いに、ここはじっと我慢してパンデミックの熱りが冷めるまで、多くの人が出入りする場所は避け、暖かい春の訪れを心待ちに頑張ろうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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