価値観

今回の新型ウィルスの拡散で、一律に各国は人命救助を第一に対策を講じているものと思っていたら、騒動の張本人である中国共産党の首脳部は中国共産党の力を誇示することに全力を傾けているようで、開いた口が塞がらない。

日本では武漢市民の救済に向け、消毒薬やマスクなどの医療物資を送り、自分達は品不足の状況にあるのに、何か裏切られたような気がする。さらに、武漢から帰国した邦人の感染率が1.416%と、中国当局の武漢市の感染率0.039%に比べて39倍も高い。この食い違いに武漢市民は政府の発表を疑問に思い疑心暗鬼になっているらしいが、この期に及んでまで、なぜ嘘をつくのだろう? 人命が尊くないのだろうか? 本当に不思議な国である。しかし、これが極東アジアの現実だから仕方がない。

ところで、そんな物事の判断基準は、当然にして、その前提となる国や民族の価値観や世界観が違うから異なる訳で、民族の特性でもあるこの種のものは最近流行のグローバリズムを持ってしても変わるものではない。つまり、昔からの伝統や文化、教育などによって形作られた民族の価値観や世界観はよほどのことがない限り、変わらないし変えられないものだからである。

そんなことから、国家間の交渉には、対話と協調が必要なのであるが、いかなる時も対話には表と裏があるのが常識で、特に国同士の対話を実効性のあるものにするには、裏の顔を知る必要がある。イギリスにはMI6、アメリカにはCIAと、まるで映画の世界のような諜報活動が日夜繰り返されているのもよく分かる。つまり、お互いに裏の顔を知ることによって表の顔を演出できる訳で、今の日本ほど間の抜けた外交やっている国は珍しいのではないだろうか。

そんな中、今回のパンデミックを通して、中国の国民が共産党政権の本質に気づき、それなりに先進諸国の一員としての国際感覚を身につけてくれるといいが、一説には民族の特性は何があっても変わらないと言うから、中国のスマホ世代に過大な期待は寄せられない。

ところで、私は昨年の春先にHuawaiのパソコンを買ったが、流石にMacBookのパクリだけあって、極めて使い勝手が良くコストパフォーマンスに優れている。こんな優れた製品をこんな価格で作れる技術力は大したものだと思うし、その技術力を世界の文化文明の発展に寄与してくれたら、中国はもっと評価されると思うが、現実は、中国共産党の言いなりになって、サイバー攻撃の尖兵として働いているわけで、実に残念である。

また、今回の騒動で金融バブルに火がついて株価が大幅に下がると思ったが、妙に落ち着いているところが不気味である。一説に、今世界は100兆円規模を誇るGAFAなるIT企業集団によって牛耳られており、そんな企業の将来性を踏まえると更なる株高が期待されると言う人もいる。

5Gの導入に伴う自動運転技術やIoT社会を踏まえれば、確かにその通りだが、スマホで世界が瞬時につながるポテンシャルの高さは、予想だにできないものがある。果たして私達は5Gで幸せになれるのだろうか? 心配になる。

因みに、日本一の企業であるトヨタは時価総額25兆円規模の大企業で、何もモノを生産していないGAFAがトヨタの4倍の時価総額誇る現実に、時代の流れを感じるのは私だけではないと思う。

まあ、時代も変われば、拡大と崩壊を繰り返す金融資本システムも大恐慌に至る弾け方をしないのかも知れないし、実体経済をベースとしない信用を担保に世界経済が豊かにつながっている現実を踏まえると、実体経済とのバランスが大幅に崩れない限り、信用をベースに金融経済システムを構築し運営してきた理由も納得できる。

そんな訳で、今日は運動がてらに日頃手が届かないところまで拭き掃除をしてみたが、お陰で机周りがいつになくきれいなって気分がいい。しかし、これが一度何かを始めると、瞬く間に散らかってしまうから不思議である。さらに、最近は、無意識にいろんなことをしてしまい、1日一回は必ず何かを探し回ることになり、自分でも嫌になる。

そんなことから、置き忘れしまい忘れには注意しているが、今日は4年前の雇用保険の算定ミスの案内通知が来たので、忘れないうちに書類を作成して投函したが、死んでしまえばもらえない訳で、長生きはするものである。

とにかく、健康第一である。健康であれば、医療費の削減にも寄与でき、国も自分も無駄な出費を抑えることができる。

そんな訳で、これからも家族や人様に世話にならぬよう頑張ろうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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