いよいよ日本売りが始まった。なぜなら、円安ドル高に進めば、日本の企業の業績が良くなるから株高にならなくてはならないが、反対に株安に向かっている。日本企業の潜在能力の限界を見据えた動きであり、それが証拠に安全資産である金が高騰している。
かと言って金に手を出しても、売れば税金がかかる。もっとも、紙切れよりはマシだが、困窮時の生活費の足しにはならない。要するに大金持ちの保全対策にしかならない。
人口減少、生産拠点の海外移転、移民の流入、消費増税による内需の縮小、働き方改革による低賃金労働の定着、さらにコロナウィルスによる経済の崩壊などのマイナス要因から、市況は日本の経済の崩壊を見透かしている。
とは言え、ボヤキは暗くなるだけである。気持ちを入れ替え、体調管理に気を配り、今日も頑張ろうと思う。
それにしても、いつもなら梅の花に春を探して、あちこち散策して歩くのだが、この春はコロナが怖くて何処へも行けない。何はともあれ、コロナ収束に向け、劣等意識に汚染された厚生省や医療関係者の気づきと奮闘に期待したいと思う。
春は出会いと別れの季節。桃や桜に託した想いは変わらない。全てに感謝したいと思う。