延期

ご案内のように、昨日4日、緊急事態宣言がさらなる感染対策の強化から5月末日まで延期されることになった。と同時に、専門家会議により「新しい生活様式」として、毎日体温を測り、食事は会話を控えめに大皿を避け横並びに、帰宅時には手や顔を洗うなどの実例も示され、さらに、基本的な行動指針として、人との距離を2m空け、症状がなくともマスクを着用することが示された。

さらに、日常生活では、筋トレやヨガは自宅で動画を活用し、公園は空いた時間や場所を選び、公共交通機関での会話は控えめにすることも示されたが、こんなライフスタイルが社会の常識となると、ますます社会の孤立や分断、分裂を深め、改めてコロナウイルスの脅威を感じる。

まあ、二次感染の方が大きくなると言うから、これくらいが妥当かもしれないが、一部規制が解除されたスペインやイタリアの動向も気になる訳で、世界的な規模で経済活動がストップした影響は、事業資金をクレジットすることで成り立っている近代資本主義の根底を覆し、過剰信用の崩壊くらいで済めばいいが、恐らくは立ち直れない位のダメージを被るものと思う。

まあ、借金で世界経済が回っていたわけだから仕方ないが、それを止めないために世界の中央銀行が連携して資金対策を行っている訳で、中小零細事業者がつぶれないうちに、資金供給をしなければ意味がないことから、日本の対応は、資金の量や質、それに遅すぎて、資金供給の目的と趣旨に叶っていないように思う。

何事も旬である。時を逸したら意味がない。お門違い、間抜け、見せ掛けの正義感などが見え隠れする対策のオンパレードには恐れ入るが、すでに、日本は世界に門戸を開放してグローバル社会の一員になってしまったのだから、グローバルな視点で、均衡外交に徹して時にはずる賢く国益を守る対策を遂行すべきで、そんなところは、日本よりお隣り韓国の方が長けている。

そんなわけで、連休明けも何かさっぱりしない日々が続きそうである。新しい時代を生き抜くコツは、「がんばらないことに尽きる」らしいが、どうせ飲むなら酒も強め、甘味も和三盆の極めつけの甘さを極めたい私としては、欲望や過剰な欲求はさておき、理性や気骨や自尊心を失ってまで、長生きしても仕方ないように思う。

そんな想いに、今日は頑張らずに、春風に吹かれながら、裏庭の草刈りでもしようと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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