転換


この秋には、全MacがArmベースのプロセッサーに切り替わるそうだ。アプリの開発がパソコンからスマホ中心に移っていることから、パソコンに最適化され高価で融通性がないIntelから、低価格で汎用性のあるスマホに最適化されたArmベースのプロセッサーに置き換わるのは当然なことで、一世を風靡したPC向けIntel プロセッサー時代もついに終焉を迎える。

さらに、ディスプレイも液晶からミニLEDに切り替わるらしく、新製品は来年の前期にはお目見えするそうで、実に楽しみである。

ところで、今回のコロナ騒動で、様々な分野で異変が起きており、高収入・高ステータスのお医者さんも高額バイトが激減し、感染リスクを一挙に背負う一方、感染を恐れて余病があってもクリニックに行かない人が増えたことから、患者が目減りし経費倒れに苦慮するクリニックが増えているようである。

まあ、ちょっと風邪気味だと思うと直ぐにお医者さんに駆け込んでいた人は勿論のこと、感染を恐れて健常者もウイルスや病気に関する関心や知識が高まり、衛生管理や免疫の強化など、自分なりに対処するようになったことも、リーマン不況でも食いっぱぐれなかった医療分野の異変につながったものと思われる。

これから、ワクチンの投与やオンライン診療など、時代に沿った活路を見出していくものと思われるが、コロナで世相が一変し病気に対する意識が変わり、無理して仕事をするようなこともしなくなり、食事や運動や睡眠に気を配り、医療崩壊から通院を控えた現実を踏まえると、なるべく医者には掛からぬ手立てをするようになったことも新たな変化である。

まあ、IT業界や医療業界においても、無理して需要を掘り起こすようなこれまでの経営はご法度で、やはり、何事も慎み控え、真摯に物事に向き合い対峙することが逆境にも耐え、それなりに活路が見出せる訳で、驕り高ぶっていては、破滅の道をまっしぐらに突き進むことになり、そんなところは何処かの悪徳政治家や御用学者に通じるものがある。

ところで、コロナ感染を恐れ大都市から地方へと、人の流れも加速すると思われていたが、コロナも落ち着くと、大都市のオフィス需要の減少もこれと言って見当たらず、3密の視点から却ってオフィススペースの需要が高まり、どうやらテレワーク一本では済まされないのが現実のようである。

まあ、これまでも戦争や疫病や天災など、様々な壊滅的な被害を被っても、今日のように復興発展してきた大都市の活力は侮れないものがあり、そう簡単には今の構図や世相や世情が変わるものとは思えない。

そんな想いに、外を見ればかなりの雨、霧雨に濡れるどころか、これでは濡れネズミになってしまう。日本の雨にウイルスが洗い流され、晴れてこの夏には、新たな出会いに期待したいと想う次第である。

 

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
カテゴリー: 未分類 パーマリンク