自粛生活が解除され経済活動が再開されるにつれ、感染者が再び増えてきたが、それより気になるのは死者が増えていることである。
コロナ第二波の到来と言うより、第一波が収まり切らなかった感じだが、この蒸し暑い陽気の中でも、感染が拡大していることからすると、秋口から冬にかけての第二波が思い遣られる。
私は人一倍神経質なので、コロナが流行る前から電車や人混みにはマスクを着用し、うがいと手洗いは欠かさなかったが、それでも、そばに寄り添ってくる孫からは風邪をもらったので、やはり接触感染には要注意である。
ところで、今回のコロナウィルスは話をするとウィルスが撒き散るらしく、至近距離や大声で話をすることはNGである。
また、マスクをしていると喘息が悪化したり、顔が腫れたり、耳がゴムで痛くなったり、人それぞれ大変な思いをしているようで、真夏になれば熱中症も気になる。
そんなことから、平常に戻りつつも、もうしばらく様子見した方が良さそうである。都知事選も選挙事務所に尋ねれば街頭で演説を聞けると思うが、リスクを犯してまで、候補者の肉声を聞くまでもない。なぜなら、おそらく金権組織票の勝利に終わることが目に見えているからである。
それにしても、今の日本は人材不足である。戦後の自虐民主教育の成果としか言いようがないが、志ある者はいないのだろうか。三島由紀夫の憂国の志士が1人や2人いてもいいように思うが、もうこの国には男の美学が通用しないのだろうか。
まあ、何せ今は「いま、金、おれ」だから、美学が通用するわけもない。利権と欲得の果てに、今日的エリート達は何を求め得ようとしてるのだろうが? 機会があったらお話を聞いてみたいものである。
そんな中、今日は昔のレコード音源をサンプリングして楽しんでみたが、なかなかアナログは風情があっていい。いつもなら昼寝をしないと保たないが、つい忘れて夕刻になってしまった。
そんな訳で、夏至は過ぎたが、ずいぶん日が伸びている。蚊取り線香の匂いに誘われ、冷たいそうめんやそばが食べたくなる。
人生は色気と食い気、きれいなものを愛でて、うまいもの食うに限る。とにかく、健康で元気でなくては楽しくない。嫌いな運動は端折ってしまったが、今日はスタミナのあるものを食べて栄養をつけ熟睡しようと思う次第である。