本格的な夏を迎えると、どっか涼しいところでキャンプでもしたくなるが、実際にキャンプするとなると、テントの設営や食事の準備や後片付け、それに一番嫌なのは薮蚊に襲われることで、虫除けスプレーまみれになるのが気持ちが悪い。
要するに想像するのと現実とは雲泥の差がある訳で、私的には簡単なサンドイッチや飲み物を持って涼みに行く程度がいい。
また、海は海でこれだけ汚染されてしまえば、如何に希釈されると言っても入る気にもなれず、第一気持ちが悪い。
要するに、完全に人工的な生活に慣れ親しんでしまっているわけで、身体もたいして丈夫でないから、自然とそんな風になったと思う。
それにしても、夏は蚊取り線香の匂いが欠かせない。匂わないリキッドタイプもあるが、何か効き目がないような気がして、私は煙の出る蚊取り線香を愛用している。
それにしても、今年の夏は花火大会も中止だろうから夕涼みに花火を見るわけにもいかない。昨年は台湾からお客さんが来て、市川三郷町の神明の花火大会を見に行ったが、昇仙峡や美術館や桃がりをして楽しかった。
それに引き換え、今年の夏は、バレエのイベントも中止になり、音楽会もなくなって、セミナーなどもウェブ配信になってしまい、味気ないものがある。
つまり、物事は何でも、そのものを題材に語り合うシチュエーションが大事であって、題材そのものではないように思う。
人は想いに生きる。すべてに感謝したいと思う次第である。