崩れ落ちていくタイルを必死に拾い集めている内に、別のタイルが崩れ落ちていく。拾っても拾っても崩れ落ちていく「すべてが無と化す現実」に、改めて諸行無常が現実であり真実であり真理であることを思い知らされる。
でも、本当にそうなのだろうか。そんな叫びとも取れる想いが込み上げてくる。惰性とマンネリに耐え得る、そんな存在でありたいと思う次第である。