御用学者

GoToトラベルキャンペーンの実施に懸念の声があがる中、政府の新型コロナウイルス対策の分科会の尾身茂会長が「旅行自体に問題はない」との見解を述べている。旅先での飲み屋や接待を伴う店などでの3密や大声を出したりすれば、感染の可能性はあるが、移動自体が感染拡大につながることはないとの見解を述べているが、どんなものだろうか。

旅では、日常を離れて羽目を外すこともあり、電車やバスより感染リスクが高いトイレを使用しない訳にもいかず、何か説得力に欠ける見解である。

一方、先ほどのニュースによると、赤羽国土交通大臣が、消費喚起策の「GoToキャンペーン」のうち、今月22日から始める予定の「GoToトラベル」について、首都圏や関西などで感染者数が再び増加傾向にあることを踏まえ、全国一律一斉に実施するのではなく、東京を発着する旅行は対象外にする案を政府の分科会に提案することを明らかにしている。

まあ、そうなると地方の都市間での「GoToトラベル」と言うことになるが、首都圏からのお盆の帰省ラッシュを兼ねた旅も非該当となると、あまり実効性のない政策のような気がする。

要するに、人との接触に支障がある訳だから、後遺症を打ち消すような有効な治療薬の開発に多額の税金を投入したほうが手っ取り早いのではないだろうか。その間、庶民には充分休息休養してもらい免疫力を高めてもらった方が良いように思う。

とにかく、みんなが健康で元気ならば、いつでも経済など復興するわけで、変な見切り発車をすると復興できるものも復興できなくなる。

「慌てる乞食は貰いが少ない」。ここはじっくり落ち着き、今後の日本のあり方を国民総参加で進めていくべきではないかと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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