東京都で5日新たに過去2番目となる1278人の感染が確認され、そのうち重症者はついに過去最多の111人を記録した。
年末年始の感染状況を踏まえ、7日から新たに1ヵ月ほどの緊急事態宣言が出されるようであるが、店舗などを借りて営業している飲食店などは、デリバリーなどでうまく切り抜けないと破綻する。
一方、自粛に応じない店舗は公表するらしいが、背に腹はかえられぬ営業を迫られる店主にとってはイジメに近い。しかし、今回の自粛要請は、イベントや興行や学校やセミナー等は該当しないらしく、何かスッキリしないものを感じる。さしずめ、夜遊びに通じる楽しみはNGといった感じである。
ところで、今回の措置は、グローバル利権と地域のドメスティック利権との鍔迫り合いの結果らしく、方向性としては、地域事業者が淘汰され大手に吸収されるような気がする。冬の寒空に、今回の緊急事態宣言が追い討ちとなり、さらなる雇用の喪失を招かねばいいが、不吉なものを感じる。
しかし、感染拡大で医療崩壊寸前と言う事だから仕方がない。感染拡大にひと役買うようなことになっては人様に迷惑が掛かるから、暫くは我慢して自粛しようと思う。
そんな中、一昨日の夜に左の奥歯が痛くなり、一睡もできずに昨日はお正月明けの歯医者に行ってきた。飛び込みだったので、時間がかかると思ったが、待ち合いもコロナの影響かそれほどでもなく、直ぐに治療してもらえた。
虫歯ではなく、疲れやストレスからの歯茎の腫れだそうだが、明らかに体力の低下、フレイルに近くなってきた感じがする。暮れのギックリ腰と言い歯痛と言い、高齢者だが無理しないように言われると、寂しくなる。とにかく、栄養と睡眠と運動に気を配り、体力増強に努めないと大変なことになる。
ところで、歯医者さんも大変である。マニュアルがあるのか、治療室の窓を開け換気扇が回っており、先生も看護婦さんも着膨れ状態、私もコートを着たまま治療してもらった。おそらくこんな経験はちょっとない。医療従事者も自分が感染すればアウトなので、これはまさに緊急事態である。
そんなことで、1年の計は元旦にあり、現実はうまくいかないが、諦めずに創意工夫して頑張ろうと思う次第である。
