世の中すべて成り行き、 必然と偶然が織り成す出来事をどう捉えるかで、その後の日常も変わってくる。
一見、信念を捨てると拠り所を失い不安になりそうだが、いざ捨ててみると気楽そのもの、人生拘るに値しない。談志師匠の言う「人生暇潰し」である。
そんなことで、目を外に転じれば、季節は初夏に突入し、5月の風に鳥たちも勢いづき、枯れ木同然だった山椒や紅葉や柿ノ木もあっという間に芽吹き、 coronavirus もどこ吹く風である。
そんな想いに、今年の初夏も拘りや信念を捨て去って、その場の風に吹かれてみようと思う。