寒い

さすがに立冬を過ぎると、寒さも本格化して晩秋と言うより初冬と言った雰囲気が漂う。今朝の最低気温は4度、いつもなら窓辺のヒヨドリに起こされるが、どうも今朝は日曜でお休み、温かな寝ぐらで巣ごもりしているらしく、やけに静かである。

これから毎朝気合を入れないとベッドから抜け出せない日が来るが、無理をせず自然に逆らわず、老け込むことを承知で隠居生活を楽しもうと思う。

とにかく、嫌な事はやりたくない。やっと晩節になって手に入れた生活である。もっぱら健康管理は、趣味のDIYとガーデニング、それに料理とお掃除に終始しているが、ディズニーランドのコンセプト「いつでもおいしいものが食べられてお掃除が行き届いている夢の国」こそ、自分が最終的に追い求めてきた現実的な目標ではないかと思うようになった。

この2年間コロナでずいぶん損した気がするが、2年間と言えばその半分を睡眠としても、1年分365日をしたいこともせずに自粛したのだから、たまったものではない。人によっては体調を崩し大変な思いをしているのではないだろうか。若い人はともかく、老い先が短い高齢者にとってはそれこそ災難、町内でも体調を崩して寝込んでいる人が多い。まぁ、コロナも下火になったのだから、自分の感覚を信じて、力強く生きてもらいたいと思う。

そんな中、所得制限つきで18歳未満への給付金のほか、中小事業者への経済支援策として、250万を上限とする給付金の支給が具体化されてきているが、そんなことより、諸物価高騰の折、思い切って消費税をゼロにしたほうが、経済活動が活性化するのではないだろうか。

とにかく、グローバリストがお得意な海外投資で国を支えるなんて事はやめて、やはり日本は「ものづくり日本」の方が、健全な社会を維持するできるわけで、そんな社会体制の中で、外国人も受け入れて教育して、新たな日本にしていけばいいと思う。

つまり、外国に合わせるのではなく、日本古来の民族の価値観を世界スタンダードに持ち上げる努力をすべきで、それにはやはり日本人の豊かな感覚と感性を活かした「ものづくり」に尽きると思う。

そもそも、経済活動の基本は、自分のスキルを提供して、その反対給付を受けることで、株や投資で儲けることではない。仮に株や投資で儲けても社会にその多くを還元する気持ちがなくては成り立たない。時代に合ったスキルを身に付け社会奉仕する気持ちがなくては成り立たない訳で、単に儲けて楽する社会は、人間がアナログであるが故に、実にリスキーな社会だと言える。なぜなら、誰もが明日の命の保証がないからである。

しかし、今の日本はまったく暴力資本主義「今だけ金だけ自分だけ」といった風潮が社会全般に蔓延り、誰もが他人のことなど考えない。いや考えるゆとりがない。そんなことで健全な共生社会が成り立つわけがない。口先三寸の政治家の話など聞きたくない。

そんな訳で、光り輝く朝日を浴びて、今日も頑張ろうと思うが、部屋の中にいるより、庭で朝日を浴びていた方があったかい。自然は優しい。お金もかからない。この夏はいただいたオクラの苗木から毎日食べたが、ミニトマトも終わったものを路地植えしておいたら、そこから新たに実をなして、今日はそれを摘んで食べようと思う。感謝である。

食欲の秋、毎日いろいろ作りすぎて、夫婦2人では食べ切れないが、根っからの凝り性だから仕方ないと妻も諦めているようで、味見するのが楽しみらしい。

このところ、きのこ料理に凝っていて、今日も椎茸を使った料理に挑戦してみようと思う。

すべてに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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