電動ふるい機

庭で土作りをしていると、先日ネットで注文した電動ふるい機が届いた。 とはいってもコロナの影響で電動モーターなしの配送だが、使ってみたら手回しでも結構いける。

実に快適で超楽チン、 作業能率の向上は予想以上、これまてが嘘のようで、やはり道具は道具、お金はただ取らない。電動モーターが後日届けば、正に鬼に金棒、 大幅に遅れている庭の整地に目処が立ち、来春には花や野菜が植えられると思うと夢が広がる。

しかし、ホームセンターで確か50円で買ったブロッコリーの苗木が紋白蝶の幼虫の青虫に食い荒らされ、見るも無惨な状態から何とかそれらしき格好になってきたものの、無農薬有機栽培などと口では何とでも言えるが、いざ実践するとなると、とてもじゃないが手間暇が掛かる。まあ、私的には机上の空論、自然界は弱肉強食、家庭菜園はあくまでも楽しみ、全く実用にはならないことが分かった。

時に、政府は新規就農者への資金補助の枠を広げ、耕作機械の購入などを資金面で支援するらしいが、 農業は資金繰りから作付収穫作業や販売先の確保、ネット販売まで考えると、既存の一次産業の枠に留まらず、物販や配送、マーケティング、品種改良や病虫害対策や自然災害への対処など、産業枠を超えた一大事業で、これで一端に食べていくとなると、これは只事ではない。かなり分の悪い仕事である。

庭の吊るし柿を食べるのとは大違い、現実は厳しく、農業はその最たるものと言える。しかし、人生は働こうが遊ぼうが、いつかは死すべきロードマップに、行き先の分からぬ不安や恐れに慄き、何とか生きる意味を追い求めながら、その時折の夢や希望に微かな望みを託するものの、実に儚いものである。

そんな訳で、無明無知の老人の呟きに、呆れ果てるが、持病の悪化から自宅療養している知人との電話での久々の語らいからも、人生は一期一会、常に一発勝負、リフレインはないことを改めて痛感した。

今この瞬間を大切に、気力を奮り縛って生き抜くしかない。非情だが、世間の事象は全て戯言、謂れなきものとして、切り捨てるしかない。

そんな想いに、身近なものに生きる望みを託し、更なる高みを見据えて頑張ろうと思う。

想いは果てしなく尽きることがない。新たな出会いを信じて頑張ろうと思う。すべてに感謝したい。

https://youtube.com/shorts/mDs2OYrCNGQ?feature=share

人生、食に勝るものはない。夢の国ディズニーランドのコンセプト「いつでもおいしいものが食べられて、お掃除が行き届いていること」こそ、私たちの究極的な目標ではないかと思う。レシピ動画を参考に、これからもレパートリーを増やしていこうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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