初夏に向かって調子よく滑り出したのに、何やら雲行きが怪しくなって、今日は寒い上に雨が降ってきた。
こんな日はお香を炊いて部屋の邪気を追い払い、気分爽快にしてベッドに転がり、離れの部材の見積りに取り掛かったのは良かったが、いつの間にか撃沈、雨の日は実によく眠れる。
東京とモスクワの間は 6時間の時差があり、プーチンさんの対ドイツ戦勝記念日の演説も既に終わっている。ネットを覗くと、「終末の日」を予言する戦争宣言や核戦争時に大統領らが指揮をとる特別機「イリューシン80」も天候不順を理由に飛ばなかったようで、ひたすら西側に傾き核配備が懸念されたウクライナへの侵攻作戦の正当性を訴えた模様である。
まあ、ロシアのヨーロッパへの天然ガスの供給も止まっていないし、それなりの決済システムもあるし、アメリカの兵器産業が適度に潤う程度に紛争を収め、世界経済を立て直す準備をしていることは明らかであり、日本の円安も市場でなく西欧の方針に従った国策であり、円安物価高の犠牲になるのは私達庶民であることは筋書き通りである。
まあ、「渡る世間は鬼ばかり」心が萎れて救いを求めれば、そこには手招きして待ち構える偽善と騙しのプロ集団が待ち構えており、巷に勢力を拡大する新興宗教や都市伝説の数々には呆れ果てる。
人生には虚しさはつきもの、生き物である限り、外界への警戒心は当たり前、過ちや失敗からコンプレックスを抱き、ネガティブ思考になるのも至極当然の成り行き、だからそんなものはさておき、意識を現実に戻して、とにかく臨場感を持って生きることに尽きると思う。
そんなことで、心配していた5月9日もそれなりに終わり、 北朝鮮や中国からミサイルも飛んでこなくて良かった。お花畑ではいけないが、少なくとも現実を踏まえた明日に夢と希望を持って生きたいと思う。
すべてに感謝したい。