キャベツの苗が10本400円足らずで売られていたので迷わずゲットした。以前自然農をしていた頃はそれこそ虫や病気にボコボコにされたので、今回はそれなりの対策を講じて何とか上手に育ててみたい。
そんなことで念入りに土作して今日植えるつもりだったが、生憎の雨で出鼻を挫かれた。まあ、土の養生もあるから、恵みの雨だと解したい。
そんな自然の理を「五風十雨」と言ったりするが、五日に一遍風が吹き10日ごとに雨が降るのが農作に適した気候らしいが、確かに適当に降ってくれると水やりしなくていいから助かる。
そんな視点で作物を観察すると暖かくなるにつけ、目に見える勢いで成長しているのが見て取れる。取っても取っても生えてくる雑草などはその最たるもので、今年も薮蚊と共に忌まわしい存在である。
それにしても、物事何もかも、相反するものが存在する訳で、作用反作用のやり取りの中にバランスを取る知恵がいる。俗に言う「押してダメなら引いてみろ」で、それもダメならきっぱり諦めるだけでなく様子見するのもいいかも知れない。
まあ、世の中、全て宙ぶらりん、何の解決にもならないことばかり、今を懸命に生きるもその行方が時に気になる。癒しと安らぎ、その先の安息と救いに全てが集約されるとは言え、生きていくにはお金がいる。300円に届く高値のキャベツを育てようと思うのもその方策の一つ、道は一つではない。過ぎ越せば何とかなるもの、人生はケセラセラ、ステージが代われば配役も代わる。必要なものは全て揃っているものである。
そんな想いに、今日も頑張ろうと思う。
確かに、雨がやみ日差しが差してきた。頑張ろうと思う。