ついに折り返し地点を通り越し、渋谷区や港区の期日前投票の出口調査によると、石丸候補が小池、蓮舫、両候補を追い抜いてトップに立っているらしい。さらに、石丸候補の支援に名だたる大物が名乗りを上げ、どうやら蓮舫候補に迫る勢いらしい。
しかし、よくよく考えてみると、東京の再開発やさらなる発展より、迫り来る直下型大地震や台湾有事を見据えると、元航空幕僚長の田母神候補の方が適任ではないかと思うが、世間の流れはリスク管理などどこ吹く風、コロナパンデミィクも忘れ、都会ならではの利権や利得、私利私欲、利便性や快適性、我欲我執に興じている。
まあ、都会の生活はお金さえ出せば何でも整うから、そうなっても無理もないが、戦時中のようにお金を幾ら積んでも食べ物さえこと欠くとなれば、そんか悠長なことを言ってはいられない。
まあ、最近はSNSやYouTubeさえマスコミの片棒を担ぎプロパガンダ化しているから、石丸候補の人気ぶりも、何処か作為的なものを感じる。
いま一度、今の東京が置かれている状況を踏まえ、戦後の日本を立て直しする意味からも、都民には思慮深く候補者を選んでほしいと思う。何と言っても首都東京の首長さんは、謂わば地方自治の主導的な立場にあるからして、然るべき地方自治の本旨に則り民主主義のお手本を示してほしいと思う次第である。
そんな流れに、投票日まで後数日、選挙戦の推移を見守りながら、時代の方向性を読み解きたいと思う。
いずれにせよ、世界は人の数だけある。梅雨空の蒸し暑さに、雑草と藪蚊との戦いに明け暮れ、カラスのカー子とトカゲのトゲちゃんがお友達、最低でも朝昼晩、何度シャワーを浴びるか分からない。改めて、今あることに感謝したい。
