都知事選

都知事選は予想通り元都知事の小池さんが290万票を獲得して3回目の当選を果たした。改めて組織票の強さを痛感するが、SNSを駆使した石丸さんの健闘ぶりには時代の流れを感じる。2番でなく3番になってしまった蓮舫さんはやはり共産党との絡みが災いしたようである。

それにしても、騒ぎと期待の割には想定通りの結末で、現政権との絡みからグローバリズムを基調に、小池路線が続くことになる。

まあ、ここまでグローバル化が進むと、地域社会で取引が完結する里山資本主義には戻れない。敗戦国の宿命だから受け入れるしかない。

ところで、選挙結果はさておき、今回の選挙は小池さんは学歴詐称と公職を利用した選挙運動、また蓮舫さんは告示前の事前選挙運動で、さらに石丸さんはネットを活用した寄付や投票依頼など、どれも公職選挙法違反に限りなくグレーで、既に告発されている事案もある。

特にネットを媒体とした選挙違反は誤魔化し様がないから、そのままスルーとはいかないように思うが、何もお咎めがないとなると、やはり上級国民の特権と言うか、また、小池さんの学歴詐称疑惑についても、290万人の有権者が小池さんのバックにはいる訳だから、簡単には起訴できるとは思えない。

しかし、法の下の平等や支配は、今日の社会秩序を維持するキーワードだから、これが揺らぐとなると、まあ何事も建前、大人の事情と言った雰囲気が大勢をしめ、示しのつかない社会になってしまう。今後の成り行きを静観したい。

まあ、4年に一度の選挙戦が終わり、いよいよパリオリンピックに関心がシフトするが、今日は、掘り起こした基礎石や瓦やブロックの破片を重機で運び出すのに邪魔にならぬよう、大き目のファーマーズポットにプラムの苗木を仮植えしたが、真夏の強い日差しを遮光したり、風通しや水捌けの管理などを考え合わせると、このままでも実がなるこれでいいと思う。

そんな訳で、世は正に「三界は安きこと無し 猶火宅の如し…」、金融エリートの石丸さんを見ていると、何故か大塚フォールディングの一橋出の「かぐや姫」ならぬ二の舞を舞う様なことになりそうな気がしてならない。やはり、妻子あって始めて世間の有り様が実感できるもので、知識だけでは何が足らないような気がする。

そんなことで、我涼しき草庵に安処し、安息と救いの中に、改めて今あることに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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