路地の花壇の水やりに通路の門扉を開けたところ、元気なワンちゃんが路地に通じる相対の通路からこちらを見ている。二匹のスタンダードプードルで実に物々しい。大きいのに通路と家の戸口を実に軽々しく往き来する。
ワンちゃんに話し掛けていると、ご主人が家の戸口から出てきて世間話に花が咲いたが、犬好きの妻は時折お邪魔して二匹の成長ぶりを見て楽しんでいる始末、二人ともかなりの愛犬家で先方の奥さんも私も彼らの情熱にはとても敵わない。聞けば、獣医さんに大型犬二頭で大丈夫ですかと言われたようで、定年退職後にやんちゃな大型犬はかなり荷が重いと思う。飼い始めて毎朝の散歩からお腹が凹んだと言っていたが、日頃の健康管理に一役も二役もかっていることは明白である。
一方私は相変わらず菜園ライフに現を抜かしている。玉ねぎの土作りを始めたところ、ついに備中鍬とツルハシの柄がダメになってしまい、とりあえずアマゾンで柄を注文してみたところ、こちらの規格に合わず二度手間になってしまった。やはりこの種のものは現物を見ずして買うのは禁物である。
そんな中、ネットを開けば長引くウクライナ戦争でロシアの戦時経済が行き詰まってきたらしく、ウクライナのドローン攻撃で石油関連施設が破壊され、とんでもない電力不足に見舞われているようである。
とにかく、今日の社会インフラは電力がなければ水道さえ止まってしまう訳で、長引けば下水の汚水ポンプも停止するから、それこそとんでもないことになる。
経済も民生投資なら何かしら生活が豊かになるが、兵器や弾丸などの戦時物資にいくら投資しても煙と灰になってしまう訳で、いろいろあっても武力衝突は避け、話し合いで解決するのが利口である。多額の戦費から国家滅亡の危機を招くのは史実からも明らかで、膨張覇権帝国主義を突き進む今のロシアは時代錯誤のノスタルジー、そもそも世界第二位の戦力を持つロシアがウクライナのドローンや無人兵器に負けてしまうことからも、旧態然の国家理念や戦略では能わぬことが分かる。
その点、日本は国土上空に衛星を備え、電磁レイルガンや長距離ドローンやステルス潜水艦や電磁パルス兵器があるわけで、核兵器に負けず劣らずの戦いはできるのではないだろうか。とにかく、今の時代は情報戦である。嘘でも三回言えばホントになるから、困ったものであるが、そんなプロパガンダにも太刀打ちできる日本民族の知恵を育み、世界のリーダーたる国家理念を覚醒していくべきである。
日々進化進歩するAIの時代を迎え、その技術を民生に使うか戦力に使うかで、これからの世界は大きく変わる。我欲我執に捕らわれていてはかなりヤバイことになる訳で、貧しくも分かち合い共に生きる連帯の意識に生きる時ではないかと思う。
そんなことから、イーロンマスクの考えは全く然り、こんなリーダーが世界にいることは心強い。そんなイーロンが来春全く新しいスマホπフォンを発売するらしいが楽しみである。時代は絶え間なく動いている。過去のしがらみや記憶はそれとして、AI時代の相応しい関係性を学び、サステナビリティなhumanoids の出現に期待したい。そもそも、日々の食事も運動も睡眠も、結婚も育児も、全ては尊い生命の継承にある。生命に視点をおけば、不倫も離婚も再婚も、そんなものは人間社会の決め事で、本来の意味は皆無である。誠意と誠実を持って生きれば、どうあってもいい。
そんな想いに、改めて今あることに感謝したい。
HUMANOIDS を兵器に利用しそうな国は考えものである。改めて、我欲我執に捕らわれた民族性には嫌悪感を覚える。