ナメクジ

イチゴのランナーが植木鉢から下に伸びてきたので切り落として地植えしたところ、赤い美味しそうなイチゴの実が育ち、食べ頃を伺っていたところ、鳥か何か害虫に食べられてしまう。

それで、よくよく観察してみたところ、何と犯人は意外や意外ナメクジである。それで、Amazonでナメクジ駆除の農薬を購入したがまだ届かない。株元の周りに撒けば駆除できるらしいが、赤く食べ頃のイチゴのみを選んで補食するところは憎き天敵なれ天晴れである。

それにしても、近頃は妙に世間が静まり返り、カラスの鳴き声も聞こえない無音な時もあり、気持ち穏やかとはいかない。こんな活気活力を欠く社会のあり様にはやはり戦後の敗戦処理が深く絡んでいるように思う。

国際政治学者伊藤貫先生によると、戦後は昭和天皇を始め日本のリーダーはアメリカの属国になることを望み、その体勢が79年間継承されてきたと言うが、陛下をしてとは思いもよらなかった。思想信念なき正にエコノミックアニマルの戦後だった訳で、拝米拝金主義は今に始まったことではない。

こんな惨めな隷属国家にプーチンさんが北方領土を返還してくれる訳もなく、思想信念なき武士道や文化論を幾ら誇らしげに語ってもちゃんちゃら可笑しい。隣国韓国と何ら変わらない。

しかし、支配層はそうであっても下々の中には斯くある人物もいた筈で、落ちぶれたとは言え、日本の伝統文化に存在の証しを求める人も少なからずいたと思う。結界が破られた神社に凛としたものが存在するか疑問だが、ここまで日本の心の拠り所が失われては嘆かわしいとしか言えない。

しかし、そんな中にも、ふるさとの野山大地は健全であり、天空と大地は大気と霊水をお伴に豊かな恵みをもたらしてくれる。

そんな想いに、改めて今あることに感謝したい。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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