リーダー

00271231-021802.jpg韓国との「慰安婦問題」が不可逆的な合意に達したようであるが、その後、ユネスコの記憶遺産登録申請の撤回や慰安婦像の撤去について、日韓両国間で齟齬が生じ、如何に信義に欠ける隣国との交渉が難しいことがわかる。

まあ、70年も前の出来事で、その場に居合せた訳でもないから、真実を知る由もないが、少くとも事実無根の似非ら事をデッチ上げてはいけない。そんな誤った歴史認識を植え付けるから、国内世論を押さえられないことになるのである。

要するに、韓国は国民の不満の矛先を「慰安婦問題」にすり替え、不当に反日感情を煽ったからで、自業自得と言える。

まあ、起きてしまったことや、やってしまったことは、取り返しがつかない訳で、南京虐殺や慰安婦なども、戦時中のことだから、中国や韓国が言うほどのことはないにしても、かなりひどいことを日本人もしたものと思う。

今となっては、どちらの国の言い分が正しいのか分からないが、少くとも、いつまでもそんな過去の過ちや怨恨に拘っていては、互いに経済的に不利な状況に追い込まれる事は確かで、愚かなことだと思う。

仮に、両国が良好な関係を維持すれば、すぐに極東アジアにおける一大経済圏が出来上がることは間違いない訳で、中国やアメリカやヨーロッパ先進諸国が一目を置く存在になり、大きな発言権を持つことになることは目に見えている。

結論を言えば、リーダーたる者の責任は大きく、その資質と能力を見極める社会システムが如何なる国においても有効に働くことを痛感する次第である。

ところで、お国柄とか民族性は、外国の旅行者を見ても分かるように千差万別で、中国人などは、損得が優先し、著作権の無断使用や国際的なルールやマナーやエチケットを守らない民族のようで、信義を重んじる私達日本民族とは全く価値観や世界観を異にする民族のように思える。

時に、気が合わないとか、毛並みを嫌うといった問題は、人間関係にはつきもので、どうも理屈では割り切れないものがある。だから、何も嫌いなものを好きになる必要はない訳で、互いに上辺で付き合い利用すればいい訳で、価値観や世界観を共有しようと思うから難しくなるのである。

私的に言えば、分からない奴に、いくら話しても分からないばかりか、極論を言えば人は誰も一人で孤独である。一人であるが故に、思いを共にできる仲間や家族と安全に安心して暮らせる社会制度の中に生きている訳で、価値観も世界観も、さらに宗教観も、私たちの安全と安心を確保するための方途に過ぎないようにも思える。

しかも、時にはそれが私達の足かせになり、過ちや失敗を繰り返し試行錯誤を重ねながら「天駆ける自由」を求めて絶え間ない努力を重ねていくのが、私達の運命であり、使命であり責務であるような気がする。

そんな訳で、今年もあと1日を残すだけとなった。今日は一日かがりで家の大掃除をし、昨日に引き続き「みたまの湯」で、一年の埃と疲れを洗い流した。

年末の大掃除を終え、甲府盆地の夜景を見ながら露天風呂につかり、二人して3匹のワンちゃんが待つ我が家に走るクルマの音がやけに心地良く響く。

すべてに感謝したいと思う。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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