恒例のニューイヤーコンサートのチケットを、今年は妻の友人が押さえてくれたので、正月早々サントリーホールで「本場のウイーンの雰囲気」に浸ることができた。
とにかく盛りだくさんの楽しいコンサートで、甘く円やかな調べに乗せて、二組のダンサーが踊るバレイは、人間の身体の美しさを改めて感じさせてくれる。
特に今回は、女性ダンサーの1人が日本人で、お母様が友人と知り合いだったので、指揮者や他のダンサーと交流でき、サインをいただいたり一緒に写真を撮ることができた。こんな事は、ウィーンの楽友協会のホールでもありえないことで、東京ローカルの強みである。
知人の娘さんは、ウィーンフォルクスオーパーの専属ダンサーで、今回選抜で来日した訳で、次回は分らないそうである。こんなか弱い女性が単身で海外で活躍しているのを目の当たりにし驚きと共に感心した。
ところで、ホリエモンが「何事にも挑戦できずに人生を無駄に過ごしてしまう人間の特徴」を述べていたが、
1つ目は「言い訳をする人間」2つ目は「バランスを取ろうとする人間」3つ目目に「プライドが高い人間」を上げていたが、確かに「金がない時間がない…あれこれとバランスをとり…変なプライドを持っていれば…」人も寄ってこないし、何事も成し遂げられる訳がない。雪だるまも最初は手にした「雪のおむすび」である。人生は自分のできることから地道に努力して、自分の想いを遂げるしかないのである。
もっとも、確かに人生は自分ではどうしようもない運命や宿命を背負っている。しかし、それだけではない。神様が私達に「永遠なる想い」を授けているからで、私達はそれを頼りに生きていけるからである。
だから、その想いを大切にし日々精進しなければならないと思う。
正に、想いこそすべてなのである。人は想いに生きる。想いがあるからこそ、物事が形作られるからで、小保方さんで有名な理研が、自然界に存在しない113目の元素を合成し「ジャポニューム」と命名(?)するとの報道は、ご案内のとおりである。
こんなことも、既存の枠組みの中で研究していたら得られないわけで、以前長野県の田中知事が「改革はよそ者・若者・馬鹿者でなくてはできない」と言った言葉も的を得ている。
要するに、組み合わせは無限であり、私達に不可能という文字はない。念じれば実現するのである。
そんな訳で、うそ偽りや不正に満ち溢れた社会であっても、これもまた己のイオンエンジンの推進力に使うぐらいの気概と気力を持たなければならないわけで、垢も身の内、きれいな蓮の花を咲かせるには泥沼も切り捨てられぬことも知るべきである。
そんな想いに、昨日の新春のコンサートでもらった元気を起爆剤に、今年も自分なりに頑張っていこうと思う次第である。
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