人生100年時代を迎え、健康で長生きすることに異論はないが、その一方で老害と言う言葉もあるように、後輩に道を譲らず組織に居座り続ける社会に問題がないかと言えば、そうとも言えない。
まあ、長引く経済の低迷や少子高齢化から、様々な働き方を模索し、経済の下支えを図ることは急務だが、そのために闇雲に移民を入れるのもどうかと思う。
いずれにせよ、人件費削減のおり、誰もが生きるのが精一杯の生活状況の中、他人のことなどかまっていられない状況は仕方ないにしても、イジメやハラスメントが横行し、我欲我執に囚われ、非正規雇用が増え安定した収入が得られないとなると、結婚して子育てすることも儘ならなくなる訳で、そんな悪循環が少子化に拍車を掛けている。
しかも、今の社会は地域や国単位で完結できないグローバル経済にあって、一国が転ければ、その影響は様々な国や地域に及ぶ訳で、「他山の石」などと笑ってはいられない。
かといって、地域社会で経済活動が完結する「里山資本主義」には今さら戻れない訳で、さしずめAIを駆使した技術革新に解決の糸口を預け、業務の効率化や生産性の向上を図り経済の安定を目指すしかないように思う。
そんな中、高齢者への年金や介護費や医療費などへの支出が嵩み、未来志向への投資が儘ならなくなっている訳で、そんなことから、自らの健康に関心を持ち、様々な健康情報を頼りに日頃から健康管理に努め、せめて医療費の軽減に貢献しなくてはならないように思う。
しかし、その一方、最近は老若男女を問わず半病人みたいな人が多く、そのためかネットでは、いろんな健康法や健康食品などの情報がオンパレードで、全てを真に受けたら、それこそ本当の病気になってしまう。
そんな状態を垣間見るに、巷に氾濫する健康情報に一喜一憂し振り回されるのもアホらしく、それこそ日頃の矛先が変わっただけで、相変わらず拘りの我欲我執に固執しているように思う。
そもそも、単品で健康を支えられる食べ物などなく、菜食や高たんぱく食や特定の食品やサプリやドラッグに頼るのは考えもので、医療もインフォームド·コンセントは当たり前、時にはセカンド・オピニオンを求めてもいいように思うが、紹介先の多くは仲間同士なので、全く立場が違う東洋医療にでも受診するのもありだと思うが、こればかりは神のみぞ知るである。
いずれにせよ、自分に合った健康法を見つけるしかない訳で、その日の体調に合わせて食事や運動や睡眠や休息を取り入れるしかない。
しかも、毎日目まぐるしく変わる社会の変化に、常に何かしら失わざるを得ない今日、悪戯に人やものに愛着や固執するのは自ら苦しみを招くことになる訳で、無常なる世界を見据え、愛別離苦なる想いを滅しない限り、心の安らぎや平安は得られない。
それにしても、この世は非情である。考えてみれば、極端な我欲我執はNGでも自尊自立になくては依存と支配のループに嵌まってしまう訳で、己の生活を深掘りすれば、紛れもなく「何らかに固執執着」の連続な訳で、成り行きと諦めの中、一喜一憂しているのが現実である。
そんな想いに、今日は朝日が気持ちいいので、前日風に飛ばされ汚れてしまった愛用のタオルケットを洗って朝一で物干ししたが、聞けばタオルケット症候群とか言う言葉があり、愛用のタオルケットでないと眠らない子供がいるようだが、私も毛布より断然肌触りのいいタオルケット好きで、洗えて常に清潔にしていられるから愛用している。
そんなタオルケット一つとっても、愛用愛着の日々日常な訳で、分かっていても「愛別離苦」の想いを断ち切ることなどまず出来ない訳だが、そこは諦め「新たな想い」に生きるしかない。
そんな想いに、今日も人並みの愛着に身を投じて頑張ろうと思う次第である。
https://youtube.com/shorts/e_tO1okvtr8?si=ZtDOtYoo83I5-0Vh
玉ねぎへの固執拘りも、実りの春を迎える。全てに感謝したい。
