ぼっち族

ムリ・ムダ・ムラは、生産管理や業務運用の合理化や効率化を進める上で、排除す べき要素として挙げられるキーワードであるが、ムリとは負荷 が能力を上回っている状況、ムダとは逆に能力が負荷を上回っている状況、ムラはムリ とムダの両方が混在する状況を言う。

簡単に言えば、最適化されていない状況を言うのだが、このことは、何も生産現場に限ったことではなく、私たちの日常についても言えることである。

そんなことから、自分の日常を振り返ってみると、加齢と共に心身機能が低下する一方、世相や社会情勢は大きく変化している訳で、長年使い回しているワンパターンの思考回路では、無理無駄ムラを排除できない。

それで、そんなことを意識して世間を見渡してみると、なんか自分の立ち位置がズレているような気がする。

まあ、自分を映し出す正しい鏡がない私としては、何を基準に身の振り方を考えていくべきか悩むところだが、どうあっても、人の信頼だけは失いたくない。

そこで、自分なりに、方策を考えてみたが、無理をしないとは言え、やはり幾分かの負荷は心身を健全に保つためには必要で、生活を改善するにも何らかの無理をしないと改善できない。

また、無駄についても、何事にもリスクはつきもので、思わぬところで無駄が生じる。つまり、最初から無駄を排除していては、如何なることにもチャレンジできない。しかし、ムラについては、無理と無駄をトレースしていけば、何とか排除できるような気がする。

まあ、具体的には、長期的な展望に立って、自分自身を客観視し、その時の感情や情動に振り回されないようにすることではないかと思うが、これが難しい。

まあ、とかく高齢者は、心身機能の低下や思考回路の柔軟性が失われ、頑固でキレやすくなると言われるが、私も以前よりいろんなことが面倒になりイラつくことが多くなった。

そんな時、感情をそのまま言葉に出すと、不用意に潜在意識が悪さをするような感じがするわけで、感情には目的があるとは言え、その目的を見定めることが大事ではないかと思う。

そんな訳で、今日はクリスマスイヴである。孫たちは、このところ毎週週末は同じような家族と寄り集まって食事会をやっている。

そんな仲間に入れてもらって、自分の鏡とするもいいが、世代間のズレから、とてもついていけそうもない。

まあ、そんなことから、ボッチ族の私としては、今年のクリスマスは当世風に「クリぼっち」に徹し、昨日のビデオでも編集しながら、一人静かにイエス様の生誕をお喜びしお祝いしようと思う。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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