昨日は、南アルプス市の桃源ホールにて「南アルプス桃源童謡の会」が主催するニューイヤーコンサートが開かれ、童謡を中心に手作りのミュージカルステージが披露され、春の雪解けを想わせるステージに寒さで縮んだ気持ちも温まり、お招きいただいた埴原美枝子先生には、心から感謝しお礼申し上げる次第です。
ところで、ご案内のように、このコンサートは埴原美枝子先生のご指導の下、桃源童謡の会が毎年1月の末に開催するもので、今年で30回目を迎え、地域を盛り上げるイベントとして、その活動は多くの方々に高く評価されています。
私的には実父の生まれ故郷でもあり、雪化粧した雄大な富士山に、昔懐かしい童謡の歌声や親しみのある手作りの舞台劇が重なり合って、日本の原風景や自分のルーツに触れたような気がします。
同じ様なことは、東京の孫たちがお正月に雪に埋もれた山形の婿さんの実家に毎年帰郷しますが、まるで水を得た魚のように雪の中を転げ回り、生まれた時からずっと住んでいるかのように、孫たちは、雪国の生活に馴染むそうですが、私たちの血や肉体には、祖先の知恵や感覚や感情が深く刻み込まれていて、自分では意識できないとんでもないものが潜んでいるような気がします。
そんな思いの中、先週はインフルエンザらしき風邪のほか、一時は両眼も結膜炎で目ヤニが酷く、妻にもドン引きされる状況下に苦しめられ、今はだいぶ回復したとは言え、最近の体力の衰えには如何ともし難いものを感じます。
そんなことから今年は、今まで以上に自重する中、信頼できる方々のご意見をお聞きして、人様に迷惑をかけないように健康に留意して参りたいと思う次第です。