「諸事は心にもとづき、心を主とし、心より作り出される。」とは、DhammaPada(法句経)の聖句であるが、正にその通りだと思う。

つまり、同じことをするにしても、偽りや悪意や不本意な気持ちでするのと、清らかな気持ちや好意や善意や好奇心でするのとでは、雲泥の差がある訳で、苦しみや悲しみや憂いや後悔を背負い込むことになるのか、清らかな想いや安らぎや安楽や平安を手にすることになるのかは、心のあり方次第と言える。

そんなことから、感情や感覚を常に客観視する必要があるように思うが、とにかくコロコロ変わる変わり身の速さには恐れ入る。まあ、何時になっても「後悔先に立たず」で嫌になるが、それが自分だから仕方がない。

ところで、振り返れば、最近は富に時の流れが速く感じる。そして、過ぎ去れば、記憶も定かでなくなり「あれは何時だったかなあ」と記憶を辿れば、つい最近のように思っていたことが、2年も経っていて、不思議な感覚を覚える。

まあ、全てが何らかの縁起で繋がっている訳だから、自分もあるようでないようなもので、自然と宇宙の塵に戻っていく段階に差し掛かっているのだろう。

そんな訳で、今日も一日が終る。人様から見れば笑われるような隠居生活だが、断捨離のお陰で、身も心も軽く、障りなく一日が終わることが嬉しい。全てに感謝したいと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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