CP+

昨日はパシフィコ横浜で開かれているCP+(カメラの展示会)を見に行ったが、朝は幾分風があって寒かったが昼には風も収まり、暖かい日和であった。相変わらずの混雑ぶりで、お目当てのカメラのtouch&tryも長蛇の列だった。

思い思いに愛用のカメラを首からぶら下げ、カメラ愛好家の念の入れようには恐れいるが、皆同じスタイルで、会場のモデルにポーズを頼んでphotoしているところは傍から見ると笑える。

私的にはカメラのトレンドも大事だが、海を眺めてゆっくりしたい気持ちもあって、混んだブースはスルーしている内に、気づいたら周遊バス「赤いくつ」に乗っていた。それで、ワールドポーターズを見て周ったり大観覧車に乗ったりしながら、赤レンガパークで海を眺めてゆっくりして、ラーメンでも食べて帰ろうと中華街に寄ってみたが、これまた凄い人盛りで、やはり横浜は平日に限る。

それにしても、ラーメン一杯に並ぶのも辛いから、日持ちのする中華菓子を買いながら、ふと目をやると、中華街のど真ん中に「寿司ざんまい」があるではないか。中を覗くとカウンターに外国人がいるだけで店内は空いている。日本人で中華街に来て寿司はないから、多分外国からの観光客を狙ったものだろうが、私としてはそんなことはどうでもよく、歩き疲れてゆっくりしたかったので、迷わず入店してカウンターに座った。

まあ、寿司ざんまいは寿司チェーンなので安心して食べられる。威勢のいい掛け声に目をやると、実に寿司屋らしい顔つきをしていて、板前の顔つきで味が変わるものでもないが、値段の割にはうまかった。

そんなことで、今年は画期的な新製品があったにも拘わらず、あまり収穫のないCP+に終わってしまった。その原因はニコンの最新レンズが40万を超えるほど、カメラも高級化し、庶民にはとても手が出せない高嶺の花になってしまって、気分的に盛り上がれなかったからだと思う。

それに、ちょつとしたスナップでは、今ではスマホの方が便利で、シャッターチャンスを逃さない。画質もそこそこなので、孫とのお出掛けや社会探索にはスマホで十分である。

そんな訳で、今日は朝から雨、庭の木蓮に目をやれば、春の雨に新たな生命の息吹が見て取れる。そんな新しい生命の躍動を背に、我が家の老犬達は実に健気で可愛い。共に16歳17歳と残されし時間は僅かだが、それは私共とて同じである。

そんな想いに、今日は一昨年の暮に亡くなったTiffaの誕生日である。今でも時に想い出すが、そんな時は目には見えないが、近くに座っているのではないかと思う。

想いは果てしなく尽きることがない。過ぎ去れば、全てが夢のよう、桜の花のように散り急いで、全てに意味を失う。

そんな中、今年は今上陛下が生前退位され、時代は大きく変わることは間違いない。そんな想いに、改めて、桜の花に負けぬよう、清らかな潔さを心に刻み、新たな出会いを信じて頑張ろうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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