平成もあっけなく終わってしまうが、30年を振り返ってみると、本当にいろんな人達に支えられ、何とか信用と信頼を損なわずにやってこれて良かったと思う。改めて、日本の伝統と文化の中に生かされ、つくづく信用と信頼、誠意と誠実さに生きる意味を痛感する。
特に最近は急速に進むグローバル化の流れに、日本の伝統や文化が失われる一方、反対に見直される動きもあって、私達の伝統と文化に深く紐付く皇室の権威には、紆余曲折、諸事諸説があっても、畏れ多く何人も侵すことのできぬ日本民族の総意を示す何かがあるような気がする。
東西の伝統や文化、価値観や世界観や宗教観が激しくぶつかり合う混乱の時代を迎え、政治や宗教、倫理や哲学や法律、多種多様に亘る経済金融システムや社会制度や社会インフラなど、私達の生活を支える社会システムのあらゆる権威が地に堕ち、なかなか合意点や妥協点を見出せない中、神聖で絶対なる皇室の権威が、日本の安寧と私達の幸せを不動のものとし、これからも全ての難題難問に一定の方向性を導き出してくれるものと心から願う次第である。
そんな想いに、ただひたすら、平成の時代に生かされ、今ここにあることに心から感謝し、残る余生は皇室の権威を鏡として、夢と希望を持って頑張ろうと思う。