雑感


今年最後の連休初日、南アルプス市櫛形の「あやめホール」で、斎藤恭子先生の門下生によるチャリティー・クリスマス・コンサートのビデオ撮りをしたが、いつもの手作りの演出には、皆さんのほんわかした温かい気持ちが伝わってきて心地よかった。

このコンサートは、今年で19回目で交通事故などで親を亡くした子供たちを支援する「あしなが育英会」に収益金を寄付していて、関係者の皆様方には心から敬意を表したい。

ところで、この時期は毎年、艶やかなクリスマス・イルミネーションや賑やかなクリスマス・ソングに浮かれて、本来のクリスマスとは掛け離れた日々を送ってしまうが、久々に素朴な賛美歌を聴き、年末の慌しい午後ひと時をリッチに過ごすことができた。

当日はいつ雨が降ってきてもおかしくないお天気で、寒かったが、会場を後にクルマに向かうと霊峰富士が山間に垣間見え、冷たい外気の中に、郷土山梨の良さをつくづく感じた。

しかし、昨夜も午後7時ごろ切符を買いに甲府の中心市街をクルマで通ったが、昔なら酒に酔ったグループがいく組も見られた街角も人影が疎らどころか2人しか見当たらず、寂しい限りである。こんなことで地方経済が成り立つものだろうか? 疑問に思うが、都会の喧騒は別として、街全体がこんな黄昏マインドでは如何ともし難いものがある。

まあ、今は地方に限らず国全体が万策尽きた感があるとは言え、それでもリニア開業に合わせて都会にない地方都市の魅力を引き出し、若い世代が安全に安心して暮らせる地方都市を残していきたいものである。

それにしても、若さは財産である。若くなくては未来がない。還暦を迎えると、護摩を炊いても運勢が変わらないと言うが、それでも、高齢者にもそれなりに努力することがあると思うし、また、そう考えないと未来がない。

私的には身体もだが、精神的により充実した日々が送れることを願うが、とにかく月並みだが、健康でなくては何もできない。常日頃から体調管理に努め、快適な日々を送る共に、少しでも医療費の削減にお役に立てればこれ幸いである。

そんな訳で、今年のクリスマスは孫からのオファーに応え、孫の家で過ごすつもりだが、とにかく孫は可愛いが草臥れる。よくまあ、次から次と遊ぶことが浮かぶものである。そんな孫たちとの交わりも、成長するに連れ、相手にされなくなる日もそう遠くないので、今を大切にしていこうと思い。愛は本質は変わらなくても時と共に形が変わるからである。

そんな現実を踏まえ、私的には残る日々を大切に、いつも前を向き夢と希望を持って、湧き上がる新たな想いを身近な家族や友とと共に、形にしていこうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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