権威


日本は平和ボケしているので、暴力革命によって世界制覇を目論む共産主義の本質を完全に見誤っている。唯物思観による共産主義ほど人間の精神性を無視した邪悪な思想はない。愛と寛容を見失った唯物思観を作り上げた「妬みとcomplex」による理性や知性ほど当てにならないものはないからである。

一方、世界には金融や武力や宗教によって世界制覇を目論む邪悪な勢力もあり、その中にあって、日本は民主国家の衣をまとう象徴天皇制による絶対君主国家に他ならない。

戦後70年民主化が進んだとは言え、国家体制は絶対的な天皇の権威を頂点とする中央集権国家体制そのものであり、多くの国民が皇室の権威に敬愛と親しみを抱いている。

つまり、如何なる時にあっても、私達日本民族の精神的な支えは、お金や法律などではなく、皇室の存在、つまり皇室の権威によるところが大きい。

また、自由、平等、民主主義、法による支配を共通の理念とするグローバリズムも、行き着くところは金と武力による世界制覇であり、その本質は唯物思観に基づく共産主義とあまり変わらない。

そんなことから、急速にグローバル化する情報社会の進展により、様々な価値観や世界観や宗教観が入り乱れる中、如何なる権威に生きるかは人それぞれ勝手だが、私的にはいろいろ紆余曲折があっても、やはり父母や先人が日々日常に大切にしてきた日本の伝統と文化を支える権威に「心の拠り所」があるような気がする訳で、残る余生は日本の伝統と文化を支える権威を「心の拠り所」として、心静かに晩節を送っていこうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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