政府は新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急対策第2弾として、スポーツや文化イベントの自粛期限を10日ほど延長することを決めたようである。

既に、大相撲は無観客開催され、プロ野球の交流戦もJリーグも延期を決めているが、3月は東京ビックサイトなどでの展示会や新製品の発表会が軒並み中止になり、こんな状況で、経済が成り立つものか心配になる。

とにかく、このウィルスは軽症の人もいれば重症の人もいて、風邪の症状がなくても感染していることがあるから怖い。人や物やお金が自由に行き交うグローバルな時代に、真打として登場したのが、このコロナウィルスな訳で、こんな真打はいただけない。

恐らくしっかり検査をすれば、日本はお隣の韓国より遥かに多い感染者がいるような気がするが、仮に少なく押さえ込めても、世界的な感染拡大を踏まえると、オリンピックの開催は難しいのではないだろうか。

仮に無理を承知で世界中からアスリートを呼び集めても、第2のダイヤモンド・プリンセスになってしまったら目も当てられない。相手はウィルスである。政治的な判断に勝ち目はない。終息を待つのが一番ではないだろうか。

ここは、長期化しないように有効な対策を講じ早期終息に務めるべきで、学校が休校なら、その他の習い事や塾等も当然にして休みな訳だから、学童の教育低下や保護者の負担も儘ならぬものがある。

さらに、スポーツや文化イベント、展示会やセミナー等の中止も、主催者に莫大な損失が生じる訳で、下手をすると、東北大震災以上の経済的な破綻や崩壊を招くことになるかもしれない。

そんな中、今週は週明けから連日株価が値下がりして昨日の日経平均は20,000円台を割り込み、今日は少し戻したようだが、こんなことではオリンピック後の株価の低落や経済の低迷が思いやられる。企業の業績が振るわないのに株価の下落を防ぐため、日銀や年金機構が買い支えするにも限界があり、得をするのは海外の投資家ばかりで、株価暴落の餌食になるのは、いつも私たちの年金資金や預貯金では割に合わない。さらに、その責任の所在も定かでないところに日本の病理がある。

日銀の黒田バズーカなどと景気のいいことを言っても、自分らはどうなっても安泰なのだから世間は矛盾だらけで、全く持って不条理極まりない。

まあ、これから日本は着実に貧乏になっていく訳だが、リーマンショックのように一気にバブルが弾けないのは過去の経験が生きているのだろう。

そんな想いに、外に目をやれば、外は冷たい雨。しかも結構土砂降りである。そんな雨の雨足に加えコロナ旋風のおかけで「一雨ごとに暖かくなる」などと春の風情に浸る気にもなれない。

そんな想いに、何もかもぶっ飛ばし、雨の街に繰り出したいところだが、そんなことをしても、所詮は痴呆老人の徘徊物語に終わるだけだから、ここは温かい湯船にでも浸かり、明日に向けて英気を養おうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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