タレントの志村けんがコロナウィルスに感染し重症化した原因は、長年の飲酒とタバコにあるで、タバコは4年前にやめているが、それまでは日に60本を超えるヘビースモーカーで、お酒も夕刻から飲み始め朝方まで飲み、そのまま仕事に向かう生活を繰り返していたらしく、過去に肺炎も患らい既往症のオンパレードのようで、お酒も梯子酒から感染源も特定出来ないらしい。
こんな生活をしていれば、重症化して当たり前、自業自得である。しかし、ここまで酷くなくても、「今日はいいや、自分は大丈夫」と自分に甘くつい特別扱いしてしまうのが私たち人間の性であり、欲求は無碍に禁じてもストレスになるから始末に悪い。
まあ、酒やタバコに限らず、物事は全て毒にも薬にもなるので、適当に楽しむのが大人の嗜みであり、そこに「闘争まで美化した三島由紀夫」の美学があるように思う。しかし、そもそも酒の匂いが途切れない年寄りなど不潔で臭くて汚い。相手にされるのはタレントのキャリアとお金だろう。
しかしながら、こんなに良い天気なのに、昔ならカメラ片手にバスや電車に乗ってお花見に出掛けるのに、本当に残念である。しかし、ここは自分に言い聞かせ、相手は感染力の強いコロナウィルスだから、気を抜かずに自重自粛しようと思う。
ところで、世間は嘘や偽りが多いとは言え、事実は隠し通せないものだから、思い込みやイメージを廃して、物事は客観的な視点から判断する必要がある。
つまり、思い込みやイメージに捉われていないか、白黒と言った二分法的な視点やメディアの印象操作に操られていないか、落ち着いてチェックする必要がある。
しかし、所詮、人間も動物だから危険から身を守ることを第一にネガティブシンキングになり易く、それに輪をかけ映画やビデオなどの影響もバカにならないものがある。差し詰め、今回のコロナ騒ぎも映画バイオハザードのワンシーンが直ぐに頭に浮かぶ訳で、私的にはかなりナーバスになっているように思う。
何れにせよ、今日はお天気がいいので、陰気なことは忘れて、春の光を求めて近所でも散歩してみようと思う次第である。
