我慢

タレントの志村ケンが29日都内の病院で亡くなったそうだが、70歳だった。志村動物園の園長だったので、さぞかし残されたワンちゃんたちも御主人を失って寂しい思いをするのではないだろうか。

桜も咲き春なのに、季節外れの雪に寒さもぶり返し風邪気味の人もいると思うが、感染爆発重大局面にあるからして、安易に診療所に行くのも考えものである。まあ、症状にもよるが難しいところである。

いずれにせよ、個人で出来ることは知れている。それでも、人混みや密閉空間を避け、マスクの着用やうがいや手指消毒くらいは、気を抜かず徹底していこうと思う。

それにしても、テレビでしか知らないが、動物好きのお笑いタレントで親近感があっただけに、新型コロナウィルスの脅威を身近に感じる。

まあ、相手が全く見えない存在だから、なおさら脅威に感じるが、時々不用意にも目や口元を手で擦ってしまい、あたふたするが、なかなか徹底出来ないのが現実である。また、政府の言う3密「密集(人混み)、密閉(密閉空間)、密接(近距離の会話)」を避けるとは言え、2m離れて話をするのも何か妙な違和感を覚える。

さらに、ソーシャルディスタンスが社会のマナーやエチケットになると、日本人は気軽にハグやキスはしないまでも、何かよそよそしく、マスクや距離を気にせず話せることが尊く思え、以前の出会いを無駄にしたようで悔やまれる。

まあ、コロナ騒ぎで1億総引きこもりの時代を迎え、改めて人と人との関係性やつながりの大切さを痛感するが、それよりも、地震や津波や風水害などの自然災害や今回のような疫病の蔓延などによって、改めて近代都市文明の脆さを痛感するわけで、このまま順調にいっても世界の経済金融システムが元に戻る保証はない。多分このまま崩壊して、新たな形に生まれ変わるものと思われる。

そんな想いに、ここはじっと我慢して、新たな出会いを信じて頑張ろうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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