緊急事態宣言から一夜明け、日本版都市封鎖が始まったが、人との接触機会を7割、極力8割減らせばピークアウトできるとの政府の要請に、日本人は真面目で民度が高いから素直に従うと思うが、こんな中途半端なことで果たして沈静化するものか疑問が残る。

しかし、そんな中にも、変な義理立てから夜の繁華街に繰り出す「変なオッさん」や能天気の若者もいるから、民主国家は一筋縄にはいかなくて困る。まあ、志村ケンの事例もあるから、変な義理立てや馬鹿騒ぎはやめて、休業補償は頼りないがお国にお任せして、ここはお国の要請に素直に従い、早期終息を期待しよう。

しかし、そうは言っても、家にばかり引き篭もっているとストレスが溜まり、フランスでは都市封鎖が原因で、家庭内暴力やDVが3割も増え家庭内の不仲が社会問題化しており、人間とは本当に厄介な生き物である。

まあ、社会生活には適当な距離感が必要と言うことだろうが、自分と周囲との距離感を見極める機会になるといいと思う。

ところで、最近コロナ感染に纏わる様々な防止策がネットで散見されるが、その中に日本の罹患が少ないのは、緑茶や番茶のカテキンにあるとの情報が得たが、確たるエビデンスはないものの、免疫低下にリスクを背負う高齢者としては「溺れる者は藁をも掴む」想いから、早速日本茶を入れて飲んだところが浅ましく笑える。

そんな中、自粛要請に応える各地の様子がネットで紹介されていたが、人影が疎らな街の様子には躍動感がなく、人々が持つ気力や気合いを失うと、街に魅力がなくなることが良く分かった。ソーシャルディスタンスでは、街の魅力は失われてしまう。やはり街はそこに集う人々の想いがあってこそ街であり、ストリートフォトの原点は人々の想いにあることを改めて感じた。

そんな訳で、何はともあれ、此処にこうして居られることに感謝し、また何の気兼ねなく都会の街並みをストリートフォトできる日を楽しみに、健康管理に努めていこうと思う次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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