安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎の悪化から退陣することになった。日銀の黒田総裁と組みして株価を釣り上げてきた日本の金融政策の行方が気になるが、株価は様子見の小康状態から大きく値崩れの様相を呈している。
ものづくりに向けた教育投資を怠り、コスト削減とマネーゲームに終始してきた無策のツケがいよいよ本格的になりそうで恐ろしいが、今後の舵取りを誤ると、本当に日本崩壊・日本殲滅に繋がるような気がする。
当面のコロナ対策から、経済金融対策、日韓問題、東シナ海の政情不安など、どれをとっても前例のない難問ばかりで、憲法改正やオリンピック開催はどうなるのか、まさに国難としか言いようがない。次期総裁の手腕に期待したい。
ところで、これから秋冬にかけ、完全に内向きになってしまった生活スタイルをどのように見直すか問題であるが、一応に感染対策も身についてきたので、むやみやたらに恐れず、自分なりに目標を定めて着実にいろんなことにチャレンジしていこうと思う。
とにかく、どんな良いことも、惰性やマンネリで行っていては、何も得られるものはなく、全く無意味なものになってしまうから、政府筋やマスコミの情報などには振り回されないで、自分なりの信念を持って生きていこうと思う。
まあ、その意味から、この度のコロナパンデミックは、全世界に悲惨な状況をもたらしはしたが、私的には当たり前と思っていた生活を根底から見直すきっかけになって、得るものもたくさんあった。確かに、生活全般にわたって様々な規制や制限がかかり、不便と不都合を余儀なくされたが、そんな生活もよくよく考えてみると惰性やマンネリの産物だったようにも思う。
そんな訳で、これからはポストコロナはウィズコロナで、しかも、一般のインフルエンザ等の感染症対策にも知見が増し、免疫力の強化や体調管理の大切さなど、正に「災い転じて福となす」となる貴重な経験を踏まえて迎える時代になる訳だから、気を取り直し前向きに、新たな生活スタイルに果敢にチャレンジしていこうと思う次第である。
