もう暫くすると、全てが無と化す現実に、何とも言われぬ想いが突き上げてくる。急いで何かをしょうにも時すでに遅し、唖然として午後の日差しが差し込む里山の小道に立ち竦む。
淡い記憶だけが鮮明に甦り、今あることを忘れる。二度と取り戻せぬ想いに自然は優しい。全てに感謝したい。
想いは果てしなく尽きることがない。新たな出会いを信じて頑張ろうと思う。