恋人のブラウスの胸のボタンに、別れの予感を感じてしまう、そんな記憶の断片を、私達は誰もが持ち合わせているのではないだろうか。
そんな悲しい気持ちを二度と想い出したくないとしながらも想い出してしまう私達は、本当に愚かだと思う。
無知無明の為せる業、でも如何なる愛も命懸けであることに変わりはない。改めて、愛の本質を問いたい。