選挙制度

選挙制度を見直すため、何年かに一度、国民投票を行うことはできないのだろうか。なぜなら、小選挙区で落選した候補が比例区で復活する今の選挙制度は、どう考えてみても腑に落ちないからで、出身地域の有権者からノーと言われた候補者が比例区で復活当選する制度設計は、見方を変えれば、地域有権者の一票を軽んじているようにも思えて仕方ない。

よく「一事が万事」と言うが、人間万全とはいかないが、やはり地域社会の目はそれなりに尊重しないと、民主主義の原則に反すると思う。口先やイメージばかりでなく、実行力やひととなりを評価するには、やはり地域社会における生活ぶりが見逃せない。

まあ、今の社会は合法的な搾取が横行しているから、仕方がないと言えば仕方がないが、そんな法律の欠点を直接民主主義で正していく方法も必要ではないかと思う。

いずれにせよ、今日11月1日からはポストコロナに向け、新らたな社会活動が始まる。新体制に期待したい。

ところで、オリンピック施設が一般開放されるらしいが、地域住民の健康増進を図ると共に、施設維持費を賄い、少なからずも負の遺産の汚名を返上していくようである。しかし、東京はコロナも下火となり、人口も半端なく多く恵まれているから、上手に運営すれば施設の有効利用はうまくいくと思う。

しかし、これが仮に地方都市であったら、それこそ何をしても、ぺんぺん草が生えてしまうような負の遺産になってしまうわけで、やはりある程度の人口が必然である。

人口=利用頻度=需要の確保でもないが、一定の人口がないと新たな需要も生まれない。グローバル時代における悲しい現実であるが、特に、コロナ禍で疲弊する地方経済の再生復興を後押しする政策を新体制に期待したいが、それにはやはり人任せでなく、自らが創意工夫立案して政府や民間大手に協力やサポートを取り付ける努力くらいはしないといけない。

ところで、国立遺伝学研究所によると、「第5波コロナ感染」の収束は、ウィルス自体のゲノム修復が修復酵素の変異により困難になり自滅していくようで、やはり人工物は自然界では生き延びることができないらしい。改めて自然界の驚異の働きに畏敬の念を覚える。

そんなことから、私たちの健康も対症療法的なインスタントな医療に頼らず、自らが日ごろから健康管理に留意し体調管理に努めていくことが大切である。

とにかく、病気になれば他人に迷惑がかかる。自分だけの問題ではない。健康管理は今や個人の問題でなく、地域社会のエチケットやモラルになりつつある。そんなことから、これまで以上に免疫力を高め、実りある晩節に努めていきたい。

すべてに感謝する次第である。

jpjapon について

3匹の犬と優しいけど時々意地悪な元気なおばさんと桃やブドウに囲まれた田舎で暮らしています。音楽と写真が大好きなパソコンフリークです。日々の想いを、聖書の御言葉や御仏の教えを交えて仲間と語り合うのが大好きです。平凡な日常から垣間見る世間の出来事を、自分流に書き綴っていきたいと思います。
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